誘拐ラプソディー・・・荻原浩・・P408 双葉社

なかよし小鳩組に続く・・こちらも暴力団が絡んでくるけれど、かなり面白い。小説推理2000年12月号から2001年4月号に掲載されたものに、加筆・修正された。

自暴自棄になって、仕事先の親方を張り飛ばし、金庫から5万円を抜き取り、車をかっぱらって飛び出してきた、伊達秀吉。
持ち逃げしたお金も使い果たし・・死を選ばざるを得なくなった。あれこれと試みようとするけれど、勇気がなくて・ことごとく失敗にと言うより、実行に移すことが出来ない。

そこで家出したい子供と出会う。これから小学生になると言う伝助。それならいっそ誘拐と言う事にして、お金を奪おうと気持ちが変わる。脅迫電話をかけたり、身代金の受け渡しの電話をかける。そこが伊達秀吉で・・・伝助はなんと組長の息子だった。悟られないように考える父親とのやり取り、そこでの心の動きがまた面白い。
そこに香港マフィアが絡んできて、ますます話が複雑に。
そしていよいよ警察も動き出す。

ドタバタ劇が繰り広げられるが、最後はいったいどうなるのか・・・
伝助とのほのぼのとした会話ややり取りがホンワカとする。

チラッと登場する「小鳩組」が今までの流れを感じて、一味足している。
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