僕たちの戦争・・・荻原浩・・P428 双葉社

読み終えて・・・最後にいったいどちらが戻ってきたの?吾一?健太?とてももどかしくなってしまった。ミナミに宿った命の本当の父親なのだろうか?それとも・・。

昨年9月にドラマ化された作品、結末は本にははっきり書いていなかったけれど、ドラマではどうだったのだろう?それは読者の思いで決めるのだろうか。それを考えるには後半の文章ではなかなか難しい。

何かの拍子に入れ替わってしまう人間同士という作品は良くあるし、それが身近で動く話は読んだり観たりした。今回は50年と言う歳月の差、そして、2人がそっくりで、それぞれ迷い込んだ世界・時代に戸惑うが、やがて受け入れようとそれぞれが思い始める。そして・・・

舞台が私の実家とその周辺というのがとても興味深く読む事ができた。戦時中に実際あった、予科練、人間魚雷、きちんとした文献をもとに描かれているので、自分が知った、新たな戦時中の世界が広がる。戦時中に思いを向けると、人が人と扱われない世界、死がお国の為と洗脳された時代を生きた若者が可哀想でならない。実際そんな時代を経て今がある、そう思って、自分の時代を幸せに思いながら生きていくのが一番なのだろう。

水・・何か通じるものがあって向う沖縄・・そして健太とミナミ(恋人同士)の曽祖父が吾一と入れ替わった健太を通してつながる。最後がどうしても読めないのがもどかしい。
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