水の眠り 灰の夢・・・桐野夏生・・P285 文藝春秋

主人公村野善三は週刊ダンロンの特約記者だった。1995年9月、同僚の33回忌の葉書を見て、当時を回顧して行くという形で物語が始まる。

1963年、村野が雑誌記者としての長い1日を終えようとしていた。乗り合わせた地下鉄で、不審な包みを見つけたと同時に爆発が起こる。それまで起きていた、一連の爆破事件の<草加次郎>の犯行ではないかという線が出て来た。

それと平行して、村野の兄に頼まれて、甥を迎えに行った先で出会う、奇妙な光景、そして成り行きで女の子も送っていく事になる。家に帰る事をかなり嫌がる娘・・それでも強引に送り届けた時に目の当たりにした光景に思わず家に連れ帰ってしまう事から、もう1つの事件が起こる。やがて、犯人として疑われる村野。

今も色々と話題になっている、合法の薬を多用する事で、麻薬に近い物となってしまう、そんな薬を利用するシーン、話がどんどん広がっていくので、ちょっと読み進むペースが鈍ってしまった。

真実が見えてきそうで、最後まで見えてこない、ちょっと未消化気味という読後感だった。
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