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けい

  • Author:けい
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最期の贈り物・・・中島久美子・・P234 学陽書房

介護小説と言う新しいカテゴリー追加しました。
本の題名の脇に添えられた文字でした。

その名の通り、今介護の問題は避けて通る事が出来ないようになってきた。我が家でも母が、若干の介護を必要としている。でもそれは身体的なもので、この内容とは少し異なる。この本に登場するのはアルツハイマー型認知症の患者さんで、は家族に肉体的にも精神的にも家族が追い詰められて、家庭崩壊の一歩手前まで進んでしまうほど凄まじい。母も思うように動けないもどかしさから、家族(兄夫婦)には多大な苦労をかけてることを思うと、なんとも辛い内容だった。

学生から慕われていた名誉教授だった、徹三がある日ずぶ濡れで、警察官に付き添われて自宅に帰る。それがアルツハイマー型認知症が現れ始めた時だった。いつものように出掛けるが、途中であたりの景色が全く知らないものになってしまう。今までの記憶がふとした瞬間に消えていってしまう。
嫁である奈津子は驚き、夫であり徹三の息子でもある真也に訴えるが、仕事が忙しいと、その話題になると露骨に嫌な顔をする。
孫娘の香子(きょうこ)は祖父の面倒を見る母親がどんどん変わっていく様子に驚く。

徘徊が始まり・・壮絶な介護が始まるが、徹三の娘玲子から心無い言葉を浴びせされ、夫の真也はますます不機嫌になる。
優しかった志津子の心がどんどん蝕まれ・・・

そんな状況を見ていた香子がある老人の家を友人と見つける。グループホーム「紫苑の里」だった。認知症に人達を尊重して、それぞれの方にあった仕事を(家事など)をしてもらいつつ、共に生活をしていく。そこで出会った職員、老人達とのかかわりで徹三は変化を見せていく。
でも・・いい事ばかりではないし、事件も起こる。

最期の贈り物・・それは終の棲家となる・・紫苑の里。穏やかな最期が、尖っていた家族をかえていく。
色々と考えさせられる本だった。
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