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けい

  • Author:けい
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レンタルチルドレン・・・山田悠介・・P246 幻冬舎

新刊コーナーで見かけた一冊、表紙に男の子が描かれているが、なんとなく寂しげ。

里谷泰史と冬美夫妻は一人息子の優を亡くし、つらい日々を送っていた。冬美の落胆振りはひどいもので、まだ受け入れていないと思えるぐらい。
そんなある日、泰史の兄が「P・I(プレジャー・インビテーション)」と言う子供をレンタルする会社があると教えてくれる。もし子供を借りることが出来れば冬美の気分も変わるのではないかと早速訪ねてみる。最後の見せてくれたファイルには優にそっくりな男の子・・いてもたってもいられない泰史は早速契約、2週間で50万、でもお金など気にならなかった。
冬美は優と信じてイキイキしていくので・・2週間を待たず買い上げる契約を。病気の為に耳が聞こえないと言うその男の子、あまり感情も表さないが、亡くなった優そっくりですっかり昔の生活に戻ったような感覚になってしまう。
幸せに思えた生活・・・ところがある日その子の体に異変が起きる、病院に連れて行っても原因がわからず・・

亡くした子供の親の悲しみを逆手に取っての商売・・・事務的に修理していく社員・・・とても悲しい思いになった。なんともいえないつらい作品。
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