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けい

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輓馬・・・鳴海章・・P236 文藝春秋

教えて頂いた本。原作として「雪にねがうこと」と言う映画が作られている。第18回日本国際映画祭でグランプリーをとった作品。

映画と原作はかなり話の内容は違っているようだ。北海道で行われる輓曳競馬が舞台。
都会で何もかもなくした上、借金を作ってしまった弟矢崎守が、出走する馬を育てる厩務員の兄を訪ねて、22年ぶりに北海道に戻ってきた。約束の時間まで、初めて輓曳競馬をみて、そこで出会った老人と輓曳競馬の手ほどきを受ける。何よりも自分を信じて生きてきた事で失敗を重ねてきたのにも拘わらず、ここでもそれで失敗して、所持金も失ってしまう。

再会・・それは淡々としたものだった。
酷寒の地で働く辛さがひしひしと伝わる、そして馬に注ぐ愛情の深さを、兄東洋雄や他の厩務員からも。
そんな中で過ごしているうちに、守の中に変化が生じる。今まで感じた事の無い温かな思いだろう。

そんな中、取立ての手が届く。
きっと守は立ち直っていくだろう・・・
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