女たちのジハード・・・篠田節子・・P469

第117回直木賞受賞作品
ジハード=聖戦、つい最近まで良く使われていたイスラム社会の言葉、何もわからず初めに見つけた時、気になって手に取ったが、書架に戻した。偶然病院の本棚で見つけて、2度お目にかかったのだからと、お借りしてきた。
たまたま直木賞のサイトを見ていたら、受賞作品であることもわかった。これは期待できるかな?かなりの厚さだけど。装丁はタイトルの他にトマトが5つ、そこには登場する女性(OL)の名前が入っている、カバーを外すと真っ赤、表紙をめくるとグリーン、かなり印象の強い本に、力強さをまず感じる。

ある保険会社に勤める5人のOL康子・リサ・沙織・紀子・みどり、高校時代の康子の友人で元スチュワーデスで今はイタリアンのお店をしている純子。

それぞれの個性豊かなエピソードが綴ってある。姉御肌の康子が物語全体を引き締めていくようだ。それぞれに夢を持ったり、流れに翻弄されたり、意外な方向に人生が転換していったり。若さあふれる様子が羨ましくもある。

やくざ相手にひるむことなく、自分の城を勝ち取った康子にも、新しい人生が開かれる予感を残して話が終わる。
時には激しく、時には淡々と、それぞれがその人なりの人生を戦って得ていく様子を楽しく読むことが出来た。
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