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けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

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クッキング・ママは名探偵・・・ダイアン・デヴィッドソン・・P383 集英社文庫

息子の担任の先生が自殺してしまった。その通夜の後の食事のケータリングを頼まれた、ゴルディ。気がめいる仕事だけれど、医者である夫と離婚して、息子を1人で育てるには頑張って請け負い、滞りなく進めなくてはならない。

順調に進んでいたように見えていた中で、突然コーヒーを飲んだ元夫の父親が苦しみだした。原因が分かるまでゴルディは気がきじゃない。毒物が原因と分かって、ケータリング業務は当然停止処分、ゴルディは追い込まれてしまう。でもそこがゴルディ、掃除の仕事を見つけて始めるかたわら、真相を究明しようと探偵ぶりを発揮する。

担当した刑事と・・いつしか恋に落ちてしまったり、息子の秘密を見た事がばれてしまって(真相究明の為)溝が出来てしまったり。

担任教師ローラは自殺だったのか?毒を入れた犯人は?
お料理のレシピやお菓子作りのレシピも添えられている。
真相に少しずつたどっていく様子はハラハラするけれど、スリリングで面白く読む事が出来た。
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陰日向に咲く花・・・劇団ひとり・・P220 幻冬社

話題になっていると聞いて、図書館で予約した。かなり待ってやっと順番が来た。今でもまだ予約待ちはすごい。

勝手にエッセイと思っていた。でも実は短編小説集「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「Over run」「鳴き砂を歩く犬」から構成されている。初めての作品としたら、なかなかのものだと思う。日頃はお笑い・バラエティで見る、雰囲気からは想像できない作品。真剣に読んでしまったホームレスになりたかった男の話・・ちゃんとオチがあるのが痛快だった。

人にはそれぞれ陰日向がある・・そこでひっそり咲くそんな花達(人)に、それに「目を向けて」そんな感じがした。

僕たちの戦争・・・荻原浩・・P428 双葉社

読み終えて・・・最後にいったいどちらが戻ってきたの?吾一?健太?とてももどかしくなってしまった。ミナミに宿った命の本当の父親なのだろうか?それとも・・。

昨年9月にドラマ化された作品、結末は本にははっきり書いていなかったけれど、ドラマではどうだったのだろう?それは読者の思いで決めるのだろうか。それを考えるには後半の文章ではなかなか難しい。

何かの拍子に入れ替わってしまう人間同士という作品は良くあるし、それが身近で動く話は読んだり観たりした。今回は50年と言う歳月の差、そして、2人がそっくりで、それぞれ迷い込んだ世界・時代に戸惑うが、やがて受け入れようとそれぞれが思い始める。そして・・・

舞台が私の実家とその周辺というのがとても興味深く読む事ができた。戦時中に実際あった、予科練、人間魚雷、きちんとした文献をもとに描かれているので、自分が知った、新たな戦時中の世界が広がる。戦時中に思いを向けると、人が人と扱われない世界、死がお国の為と洗脳された時代を生きた若者が可哀想でならない。実際そんな時代を経て今がある、そう思って、自分の時代を幸せに思いながら生きていくのが一番なのだろう。

水・・何か通じるものがあって向う沖縄・・そして健太とミナミ(恋人同士)の曽祖父が吾一と入れ替わった健太を通してつながる。最後がどうしても読めないのがもどかしい。

ゼームス坂から幽霊坂・・・吉村達也・・P401 双葉社

最近、お知り合いとなった方から薦められて、初めて読んだ吉村達也さんの作品。ミステリーやホラー作品を、この作品を発刊する前に100冊以上出されているそうだ。

題名からするとホラーなのか、ドキドキしながら読み始めた。何か不思議な書き出し、「きっとあれはまぼろし」「あの信じられない物がまだ部屋にあるのか・・・・」そして悲劇の遭遇まであと5分という文章。

自殺をした妻を見つけた夫の取った行動、つりあわないと思う相手との結婚、死んだはずの妻がごく普通に生活を共にする。なんともぞっとする話だけれど、それぞれの思いがそういう状況を生み出していった。そして妻の過去、夫の不倫、何かを暴こうとするある2人の企み、それぞれが上手くかみ合って、自然な解決に進んでいく。

ただ・・その中で可哀想なのが、犠牲となってしまう幼い子。それが痛々しかった。

初めて読んだ著者の作品、次作のお薦めも楽しみにしている。

弥勒の月・・・あさのあつこ・・P292 光文社

あさのあつこさんはバッテリーなどを執筆、先日も都市対抗野球での始球式に望む、思いを書くコンテスト「あさのあつこ賞」があり、選者としての紹介されていた。
最近児童文学から一般小説の世界にも活動の場を広げられたそうだ。

その中で見つけたのがこの本。久しぶりの時代小説挑戦。
闇の月・朧月・欠けの月・酷の月・偽の月・乱の月・陰の月・終の月の8章から構成されている。
履物問屋の稲垣惣助が、密会の帰りに、見かけた女性・・ところがそれから数時間後水死体としてあがってしまう。
亡くなったのは小物問屋の遠野屋の若女将のおりんだった。自殺か他殺か・・岡っ引稼業の伊佐治と、北定町廻り同心小暮信次郎の2人が、つて、勘色々と働かせて、真相を突き止めていく。

あさのあつこさんの時代小説もテンポ良く読む事ができた。

でっちあげ・・・福田ますみ・・P250 新潮社

副題:福岡「殺人教師」事件の真相

ある方のブログで紹介されていた本。でもこの事件を私は覚えていなかった。新聞は読むほうだし、特に親であるから、こういう話題は読まないはずがないし、連日報道されていたそうだけど、何も思い出すことが出来ない。そう思った時に、「またあったんだ」位の意識で読んでしまった、その為に印象として残らなかった。と言う事は、真実が歪められて報道された、その話を事実として受け入れてしまったのだろう。そう思った時に、そんな自分も捻じ曲げられた真実を、本物として読んでしまった、大袈裟かもしれないけれど、「でっちあげ」と言う事に加担してしまったのでは、そんな思いになってしまうほどの衝撃を受けた。

現在も保護者と言う立場にいる自分、学校・教師がその大勢に対して、低い位置にいると言う現実。いつしか立場が逆転してしまった今、横柄な態度で接する保護者、子供達を見聞きする事がある。体罰はいけないことだろう。でもそれを逆手に取っての、無軌道振りを聞くと、同じ親として愕然としてしまう事も多い。

委員会で学校に出向いた時「今は昔と同じに考える事はまず無理、変わってしまった。昔の指導をするわけにはいかない」と嘆かれていた、生徒指導の先生の言葉が思い出される。ある生徒の生活指導をしようとしたら、その子は耳を傾けるどこころか、急に友達と話を始めた。ちゃんと聞かせようと、万が一腕を取ったり、肩に触ったら「体罰!」と叫ばれてしまうそうだ。そうなればたちまち、子から親へ、親から教育委員会と流れていってしまうそう。

ある小学校では、休日学校を開放していたら、卒業生がスケートボードで遊び始めた。小学生が遊んでいるの中で危険だったので「禁止です」と告げたそうだ。数日後、その親御さんがすごい剣幕で学校に乗り込んできたそうだ「なぜうちの子達が、遊んじゃいけないのですか」「危険ですから」と言っても全く取りあわず、「遊ばせないのはひどい」の一点張り。学校サイドは事実をひたすら告げるしかなくて、平行線のまま帰って行ったそうだ。どう考えても、親は子供に注意すべきだろう。それを抗議する親の思いは全く理解できない。先日の運動会でも理不尽な保護者の行動に、パトロールしていて対応した、同じ委員会の役員さんが、怖い思いをして、かなり傷ついてしまった。

この本を読んで思ったのは・・・校長先生の事なかれ主義から始まった気がする。意図的に「殺人教師」に保護者から仕立て上げられてしまう、それを否定出来ない学校の体質。どんどんエスカレートする保護者の言葉を、事実を確認することなく信じ、報道してしまうマスコミはどんどん凶悪な人物像を作ってしまう。

検索をしたら、名指しでの多くの非難の言葉、「あの殺人教師は今何をしているんですか」に答えるサイトもあった。真実に反している答えに良回答の文字、未だに訂正も削除もされていない。風化してしまえばそれで終わってしまうのか・・・ネット社会の今・・いつまでも残ってしまう事に恐ろしさを感じる。

未だに、自分の息子の体調の異常を訴えいるそうだ。職場復帰されている先生の傷が少しでも軽くなって、子供達に変わらず温かく接し、教師になろうと思ったきっかけとなった思いを、いつまでも大事も持っていて頂きたい。大変でしたね、これからのご活躍お祈りいたします。

14歳・・・千原ジュニア・・P189 講談社

お笑いの千原兄弟の弟である、千原ジュニアが体験した、ひきこもりの時代の思い・・・行動・家族との関係、学校・友人などを絡めて綴られていく。

TVで見る千原ジュニアからは想像する事の出来ない、14歳の出来事。本人も苦しかっただろうし、家族も辛かっただろう。大きく立ちはだかる壁をなかなか超えていけない、それぞれのもどかしさが伝わってくる。

そんな葛藤の中で、兄からの「俺の見つけた世界で一緒に戦おう」と言う1本の電話によって、彼の心に変化が起こる。つけていた部屋の鍵を外して、パジャマからGパンとTシャツに着替えて。

ひきこもりと言う言葉が言われだし、今も多くの方がこの状態にいるそうだ。何かしら受けたダメージからなのか、それぞれ原因があるだろう。そんな心が癒される、何かしら心が動くきっかけを持つ事が出来たらと願う。

水の眠り 灰の夢・・・桐野夏生・・P285 文藝春秋

主人公村野善三は週刊ダンロンの特約記者だった。1995年9月、同僚の33回忌の葉書を見て、当時を回顧して行くという形で物語が始まる。

1963年、村野が雑誌記者としての長い1日を終えようとしていた。乗り合わせた地下鉄で、不審な包みを見つけたと同時に爆発が起こる。それまで起きていた、一連の爆破事件の<草加次郎>の犯行ではないかという線が出て来た。

それと平行して、村野の兄に頼まれて、甥を迎えに行った先で出会う、奇妙な光景、そして成り行きで女の子も送っていく事になる。家に帰る事をかなり嫌がる娘・・それでも強引に送り届けた時に目の当たりにした光景に思わず家に連れ帰ってしまう事から、もう1つの事件が起こる。やがて、犯人として疑われる村野。

今も色々と話題になっている、合法の薬を多用する事で、麻薬に近い物となってしまう、そんな薬を利用するシーン、話がどんどん広がっていくので、ちょっと読み進むペースが鈍ってしまった。

真実が見えてきそうで、最後まで見えてこない、ちょっと未消化気味という読後感だった。

一瞬の風になれ 1・・・佐藤多佳子・・P228 講談社

新聞で見つけたのか、図書館で検索したら全3巻と言う事で予約。運悪く2が先に来てしまい、キャンセル。やっと1の順番が来たけど、2はキャンセルしてしまったので、続きを読めるのはかなり先になりそう。

サッカー一筋だった神谷新二は、兄の行っているサッカーの名門、中高一貫の中学を受けたが失敗、ギリギリで編入試験を受けたがまたもや撃沈。高校を自分の実力にあったところを選んだ為、家族から猛反対を受ける。

入学式、幼馴染の市ノ瀬連と歩いている所を陸上部から目をつけられる。連はかなりの俊足だったけれど、わけがあったのか、中学で陸上部をやめてしまっていた。

体育の授業での50メートル走でいいタイムを出した2人、また陸上部からの勧誘を受けて、陸上に道に進む事にした新二と連。

2人の陸上部員として高校生活がスタートする。どんどん実力をつけていく新二、何を考えているのか?理解しがたい連・・・
話は「2」に進んでいく。

サニーサイドエッグ・・・荻原浩・・P378 東京創元社

以前読んだ、ハードボイルドエッグの続編になる。

<ミステリーズ!>vo.1~vo.20(2003年6月2006年12月)に連載されたものを加筆訂正されたもの。

フィリップ・マロウに憧れる私最上俊平は私立探偵。今回も猫捜しを請け負う。和服の美女の依頼の次が、強面のその筋から。
今回はブロンドで青い目の若い秘書を雇う事になるが、どうも彼女には秘密があるようだ。

単なる猫捜しが、追って行く内に、ただの猫捜しではなくなっていく。今回もハラハラドキドキ・・最上探偵の何とも可笑しな行動や、思い、楽しく読む事ができた。

盗聴・・・真保裕一・・P272 講談社文庫

盗聴・再会・漏水・タンデム・私に向かない職業の5編からなる短編小説集。

どれも・・なかなか奥の深い話で、特に本の題名となった盗聴は、次々と暴かれていく真相が、ゾクッとするほど。盗聴されている事を発見していく仕事のはずが、それを逆に使われて窮地に追い詰められていく。意外な犯人に驚く。

他4編も、思っていない方向に話が広がり、楽しめる。

一瞬の風になれ 1・・・佐藤多佳子・・P228 講談社

新聞で見つけたのか、図書館で検索したら全3巻と言う事で予約。運悪く2が先に来てしまい、キャンセル。やっと1の順番が来たけど、2はキャンセルしてしまったので、続きを読めるのはかなり先になりそう。

サッカー一筋だった神谷新二は、兄の行っているサッカーの名門、中高一貫の中学を受けたが失敗、ギリギリで編入試験を受けたがまたもや撃沈。高校を自分の実力にあったところを選んだ為、家族から猛反対を受ける。

入学式、幼馴染の市ノ瀬連と歩いている所を陸上部から目をつけられる。連はかなりの俊足だったけれど、わけがあったのか、中学で陸上部をやめてしまっていた。

体育の授業での50メートル走でいいタイムを出した2人、また陸上部からの勧誘を受けて、陸上に道に進む事にした新二と連。

2人の陸上部員として高校生活がスタートする。どんどん実力をつけていく新二、何を考えているのか?理解しがたい連・・・
話は「2」に進んでいく。

盗聴・・・真保裕一・・P272 講談社文庫

盗聴・再会・漏水・タンデム・私に向かない職業の5編からなる短編小説集。

どれも・・なかなか奥の深い話で、特に本の題名となった盗聴は、次々と暴かれていく真相が、ゾクッとするほど。盗聴されている事を発見していく仕事のはずが、それを逆に使われて窮地に追い詰められていく。意外な犯人に驚く。

他4編も、思っていない方向に話が広がり、楽しめる。
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