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けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

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ぼくの小鳥ちゃん・・・文:江國香織・画:荒井良二・・P109 あかね書房

この本もモノレールねこと同じ方に教えて頂いた一冊。
嬉しい事に、我が家のインコ(WASABI)を思い出して借りられたそうで、図書館で見つけたときは嬉しかった。

可愛い小鳥の絵が、文章に華を添えている。
ある日、すとんと落ちてきたようにやってきた小鳥。

読みながら先を考えるとちょっとドキドキ。
幸せな王子が頭に浮かぶからかも。
でもそれは要らぬ心配・・何とか仲良く・・ぼくと小鳥ちゃんと、ぼくの彼女とのちょっと楽しい、日々が続く。

ホテルカクタスもなんともホンワカした、そしてその中でも感動があった話だったけれど・・これもそんな感じがする、ぼくの優しさがとてもいい。
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モノレールねこ・・・加納朋子・・P268 文藝春秋

加納さんの作品は読破してしまい・・新刊を楽しみにしていた。出版された事をあるところでお聞きしていたのに、すっかり忘れていたら、ネットのお仲間が読んだとブログに書かれていて思い出し、早速図書館で予約。思いの他早くお借りできて読む事ができた。

モノレールねこ他、7つの短編小説から構成されている。
それぞれが・・面白い、意外な内容・・こんな事があったらきっと楽しいだろう・・そんな楽しい小説だった。

モノレールねこ・・いつも平気な顔?をしてサトルの家のフカフカの座布団に寝そべっている。お母さんが埋めた種が芽を出している所に平気で・・ついにお母さんから「捨ててきて」と言われて・・お父さんと遠くまで。でも1週間後何もなかったようにまたチョコン。塀にいると太っているので肉が塀を覆いかぶさるようになって・・まるでモノレールのようで・・モノレール猫。赤い首輪をつけている、絵の具をすべて混ぜてしまったような不細工な猫。
そんな猫がサトルとある子との出会いを作り・・伝書鳩ならぬ・・伝書ン猫?
でもある日悲しい出来事で、途切れてしまい・・10年の時が流れ~~

そんなちょっぴりせつなかったりする話が楽しめた。

彩・生・・・新田順子他・・P307 中央公論新社

第2回 読売・日本テレビ「ウーマンズ・ビート」大賞カネボウスペシャル21 受賞作品集

大賞に選ばれた「彩・生」他4つの作品から構成されている。
「ウーマンズ・ビート」とは・・21世紀と言う時代を自分らしく生きていく女性の姿が、同世代を生きる女性たちに希望や勇気を与え、「新しいし女性の生き方」の一つとして共感できる内容である次の事柄を基本としてまとめ上げたドキュメンタリー作品。
・主人公が女性であること。
・あなた自身の体験を基にしたもの。あなたの周辺で多彩な生き方、魅了的で心を打つ生き方をしている女性を取材してまとめたもの。

大賞作品である、「彩・生」は交通事故によって、意識不明・植物人間になりかかった夫を、必死の看護によって奇跡が起きる、その過程を、時には辛く、時には激しく描かれている。
大賞作品はドラマ化されて放映された。

第3回大賞受賞作品は、私の地元在住の方で「溺れる人」と言うアルコール依存症から立ち直る様子を描いていて、ドラマの一部を観る事ができた。

同じ女性として・・それぞれの立場で・・強く生きる姿はとても励まされるし、「頑張ろう!」そういう思いにさせてくれる。
趣旨に沿った5つの素晴らしい作品だった。

見えない貌(かお)・・・夏樹静子・・P576 光文社

お借りした時厚さにびっくりしたけれど、今の時代ならではの事件の解明にどんどん先に進んでしまう。

時々ニュースでも取り上げられる、出会い系サイト絡みの殺人事件。ネットの世界にはいるけれど、私自信は考え付かない事だけれど、現に利用されている知人もいる。「メル友」簡単に言ってしまえばそれだけだけれど、かなりそこに走るまでには?その人その人の持った何かしらの、苦悩、埋められない何かを持って向うのだろうか。

まさに、そんな中にいる女性がある日、母親・友人に携帯メールを残して失踪する。時々メールで近況報告をし合っていた母親が必死に娘を探す。ところが悲しい結果が待っていた。何か・・を探そうと娘の部屋を探した時・・もう1台の携帯電話が出てくる。メールのやり取りを見た母親が行動に出る。

2人の親の辛い選択・・安易な若者の行動が招く悲劇。
思いがけない展開に驚くけれど・・母の娘に対する思いの強さが異常なくらいに表現されているところが・・なんとも悲しい。悲劇が新たな悲劇を生む・・今後、現に起きている、出会い系サイトによる事件がないことを願いたいし・・利用している方にはあくまでもバーチャルである事をしっかり感じて欲しい。

その日の前に・・・・重松清・・P292 文藝春秋

この本は昨夏の高校生向けの課題図書になっていて、子供の為に図書館でお借りしようとした。予約を入れようとしたら、人数の多さにびっくり、でも重松さんの本だし、私が読んでみたいと予約。夏が過ぎ、秋が来て、やっと今読む事がで来た。

その日の前・・その日って・・

7つの話から構成されている。短編集なんだと読み進めていたら、後半の「その日」「そのあと」で今までの話がつながっていく。
テーマとしてはかなり重い・・でも支える家族の素晴らしさが胸に迫る。
余命を宣告されての自分探しと過去の清算、旦那様との思い出巡り、母子2人の家庭で病名をどう伝えるか、精一杯の母親の思い。その日をいかに迎えるか・・・家族のあり方、友情など、沢山のテーマを掲げている。高校生はこの本をどう読むのだろう、大人とは違う感想があるのだろう。緩和ケアでボランティアをしている自分・・色々考えさせられる。

明日の記憶・・・荻原浩・・P327 光文社

「私の頭の中の消しゴム」(韓国映画)を観たあと・・ちょっと皆さんの感想を読んだ。映画に疎い私・・そこで渡辺謙主演の映画が元になっていると言う事が分った。それなら原作を読んでみようと、予約した。

若年性アルツハイマーによって記憶が失われている・・主人公から見た自分、周りの様子と言う形で書かれている。主人公に下された辛い病名・・自分の父親と同じと言う事が、病状を知っている分余計に自分を苦しめる。
それを知った妻の動揺・・何とか遅らせる事は出来ないか、いいと分るととにかく試す・・それが主人公には余計に辛い。

まだ50歳、部長と言う大事なポスト・・段々仕事でのミスが目立ち。

読んでいるとかなり苦しくなる。「頭の中の・・」前回読んだ「私が壊れる時」を思い出しては自分にあてはまると怖くなる。病気に対する、他人の対応もかなり厳しいものもあるし・・サラリーマン社会の残酷さも感じる。

若年性という名が付く病気が増えている、今まであった機能が失われる、なんともせつない。
でも、いつ、誰が?何もそれは分らない、読んでる最中・・何かしていて忘れてしまうと「あれ?」なんて不安に。ちょっとなりきってしまいそうでしばらくこの手の作品はお休みかな。

読んだあと偶然新聞で著者のライフスタイルが、写真入で紹介された。自転車を愛用して、遠出をするそうだ。その先で色々な作品が浮かぶそう。作品に登場する地名も出ていた。

雪とパイナップル・・・鎌田實著 唐仁原教久画 P163 集英社

大人のための絵本だそうだ。

「ひとりの子供の涙は、人類すべての悲しみより重い(ドストエフスキー)」
チェルノブイリ原発事故の時、風下になった国がベラルーシだった。遠く離れた国で起きた事故も知らずに、生後半年になるアントレイの母親は、いつものように乳母車を押して散歩をしていた。少し黒っぽい雨も降ったがあまり気にとめることもなかった。
それから10年・・アントレイが発熱して急性リンパ性白血病と診断を受ける。その当時のベラルーシでは高度の治療が受けられない、そこで日本から医療機材・薬も持ち込まれドクターが治療にあたる。

奇跡が起こりアントレイが元気になったが・・やがて再発・・2度目の奇跡、負けたくないと頑張るアントレイがふと言った「パイナップルが食べたい」それを聞いた看護師のヤヨイさんが氷点下の町を探しまわるが、見つからない。日本人の女性がパイナップルを探していると言う噂がひろまり・・・

「許す事・感謝する事・微笑みあう事」
柔らかな絵が心を温かくする。

恋愛寫眞・・・市川拓司・・P269 小学館

図書館から「順番が来ました」とメールがあって取りに行ったけれど、なぜこの本予約したんだろう?と分らなかった。なんだろう?お恥ずかしい。その時お借りしたほか2冊も???
読んで、検索かけてやっと理由が分った。

副題:もうひとつのものがたり

2003年6月公開された「恋愛寫眞」の脚本を発案として、小説版もうひとつのものがたりとして著者が書き下ろしたそう。もうひとつのものがたりが昨年10月「ただ、君を愛してる」と言う映画http://www.aishiteru.jp/index.htmlとなって公開された。それで・・読もうと思ったのかな。(曖昧で・・困ったものです)

「恋愛寫眞」と「ただ、君を愛してる」は登場人物、ある程度のストーリーは似ているけれど、全く違うのが、アメリカ行きの場面。
主人公誠人と誠人が教えたカメラテクニックで静流が、コンテストに向けて、色々な写真をお互いに撮る。やがて結果が発表されると、静流だけが賞を取っていた。そして同居(同棲ではない)していた誠人のアパートから姿を消してしまう。数年たって、アメリカに住むという静流からのエアメール、個展を開くと言う。静流に会いに、個展を観にアメリカに向った誠人の前に現れた静流?・・・でもそこにいたのは。

「恋愛寫眞」では、アメリカに行く目的がちょっと違っていた。映画のストーリーを読んでみると、「もうひとつのものがたり」である、「ただ、君を愛してる」の映画のほうが、話の構成としていい気がする。

ちょっと変わっているけれど、魅力的な静流、感情は殺して温かく見守る誠人、せつない恋のものがたり。
ハッピーエンドではないけれど、辛い現実があったけれど・・静流の個展が誠人を癒してくれる・・最後はきっと映画を観た方も温かいものがこみ上げてきただろう。

兄弟・・・なかにし礼・・P348 文藝春秋

作詞家・・なかにし礼さんの自伝小説

これまでこれほどに憎しみに満ちた文章は、読んだ事がなかったかもしれない。

華々しくみえた・・作詞家の時代にこれだけの苦悩があったのだと、しみじみと感じる。そんな風に全く感じる事はなかったけど、裏側に秘められた・・憎悪、なんて辛い現実。

兄弟・・あまりにも傲慢だった兄に対する・・許したい、でもそれ以上の仕打ちに許せない、許したくないと言う葛藤が悲しく描かれている。

兄の戦友と会い・・兄の言葉を確かめる・・思いが現実のように話されていた事を知って愕然とする。

「兄貴、本当に、本当に死んでくれてありがとう!」と最後に弟は海に向かって叫ぶ・・なんともやりきれない・・言葉が重たい。

寝たきり婆あ猛語録・・・門野晴子・・P260 講談社

今年もよろしくお願いいたします。

[今年の目標・・読んだらすぐ感想を書く]のはずだったのに・・今日図書館に返す日、慌てて出掛ける前に・・自作からはちゃんとやろうと心に誓う・・・と宣言したらちゃんと書くだろうか?曖昧ですいません。



さて昨年から2年越しで読んだ本が「寝たきり婆あ猛語録」これは以前読んだ寝たきり婆あの家族の笑える話の前に出た本。
ちょうど新年は、寝たきりではないけれど、介護が必要な母を看ている合間に読み終えた事もあって、同じ娘、身につまされる内容だった。
母も門野さんのお母様同様頭はしっかりしている。ただは母最近の事はそうそう覚えていないし、こだわりが強いので・・かなりの忍耐が必要で、参った。
発する言葉はかなりきつい事もある。自分の身が思うようにいかないもどかしさが、可愛いおばあちゃんより・・ちょっと頑固なおばあちゃんになってしまうのか。そのあたりも共通していた。

ただ最後に書かれた文章、娘さんを外国に送って寂しく帰って来る・・門野さん、それを感じたか「ありがとう、ごめんね」と掛けてくれた言葉。やはりそこは母の思いやりなんだろう。面とは向って言えない、寝たきり婆あのもう一面を見せてもらえた気がする。母も2泊3日を終えた私に「ありがとう」と言ってくれた。もう少し優しく出来たらと後悔も・・

寝たきり婆あ猛語録・・・門野晴子・・P260 講談社

今年もよろしくお願いいたします。

[今年の目標・・読んだらすぐ感想を書く]のはずだったのに・・今日図書館に返す日、慌てて出掛ける前に・・自作からはちゃんとやろうと心に誓う・・・と宣言したらちゃんと書くだろうか?曖昧ですいません。



さて昨年から2年越しで読んだ本が「寝たきり婆あ猛語録」これは以前読んだ寝たきり婆あの家族の笑える話の前に出た本。
ちょうど新年は、寝たきりではないけれど、介護が必要な母を看ている合間に読み終えた事もあって、同じ娘、身につまされる内容だった。
母も門野さんのお母様同様頭はしっかりしている。ただは母最近の事はそうそう覚えていないし、こだわりが強いので・・かなりの忍耐が必要で、参った。
発する言葉はかなりきつい事もある。自分の身が思うようにいかないもどかしさが、可愛いおばあちゃんより・・ちょっと頑固なおばあちゃんになってしまうのか。そのあたりも共通していた。

ただ最後に書かれた文章、娘さんを外国に送って寂しく帰って来る・・門野さん、それを感じたか「ありがとう、ごめんね」と掛けてくれた言葉。やはりそこは母の思いやりなんだろう。面とは向って言えない、寝たきり婆あのもう一面を見せてもらえた気がする。母も2泊3日を終えた私に「ありがとう」と言ってくれた。もう少し優しく出来たらと後悔も・・
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