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けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

    荒らしのためコメントは承認後紹介させて頂きます。

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私が壊れる瞬間(とき)・・・ダイアナ・フリー・マクゴーウィン P230

アルツハイマー病患者の手記

著者ダイアナは55才の時、正式にアルツハイマーと言う診断を受けた。
体調の落ち着いていた時に今までのことを綴ったそうだ。

若年性・・先日見た「私の頭の中の消しゴム」の映画が思い出される。
忘れっぽいと思っていたら・・段々ひどくなっていき、これは物忘れとは違うんじゃないか・・と感じる時、どれだけ辛いだろう。そして様々な検査によって、診断を下された時を思うと胸が詰まる。
そして、少しずつ進行して・・周りが変に思いだす事が見えてくる。映画とタブってかなり辛かった。でも・・こういうこともあるという事を知ると言う事も大事かなと・・お借りしてきた。
今年最後・・思いたいテーマだったけれど、大事な経験だった。


今年も読書日記を書き続けることが出来ました。
ついつい・・読みっぱなしにしてしまい、図書館に返さなきゃならないと、大慌てで何冊分か書いたり。でも何とか・・最後まで感想を載せることが出来た。
今年も100冊を超えて読む事ができた。ページ数は昨年より、5000ページ少なくて、25000ページ。
とても充実して読む事ができた。
また来年色々なジャンルに挑戦して読んでいきたい。
今年もお付き合いありがとうございました。

ちなみに2年越しの本は門野晴子さんの「寝たきり婆あ猛語録」ただ今、57ページです。
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決闘の辻・・・藤沢周平・・P333 講談社文庫

新装版 藤沢版剣客記

二天の窟:宮本武蔵 死闘:神子上典膳 夜明けの月影:柳生但馬の守宗矩
師弟剣:諸岡1羽斎と弟子達 飛ぶ猿:愛洲移香斎
の5編からなる。

死を賭けて得た剣名・生を捨てて得た剣技がそれぞれに描かれている。
負けるわけにはいかない、宮本武蔵の晩年の心境と、卑劣な思いと鮮やかに描かれている他、師の後継を争う決闘、野心の為の、あだ討ちとなるだろう死闘が見事に描かれている。息を呑むほどの緊迫感が伝わってくる。

師弟剣の舞台が地元近く、知った地名が出てくるので余計に楽しめた。すぐ近くを流れる川の下流でかつてあったことなのだろうか、当時に思いを馳せ、師への忠誠心の強さを感じた。

探偵ガリレオ・・・東野圭吾・・P293 文芸春秋

以前読んだ、予知夢・容疑者Xの献身と同じシリーズ第一作。
この本から、警視庁捜査一課の草薙俊平と帝都大学理工学部物理学科第十三研究室にいる、湯川学助教授との迷コンビの活躍が始まる。
「燃える」「転写る(うつる)」「壊死る(くさる)」「爆ぜる(はぜる)」「離脱る(ぬける)」の5章から構成されている。

草薙刑事の捜査をもとに、湯川助教授がそのトリックや、殺人方法を解明、事件の解決となる。

人間の弱さ、醜さ、浅はかさ・・・それを見抜きつつ、解決していく様子はテンポ良く進み、どんどん読み進めてしまう。

最後のオチもなかなかいいので・・また次を読んで見たくなる。
続編が出ることを期待したい。

天使のいた日々・・・朝岡リカ・・P227 文芸社

副題:ある犬たちの物語
著者の朝岡さんは愛玩動物飼育管理士、ペットナースの資格を生かし、ペットシッターとして活躍中。ラブラドールシェパード、8匹の猫と暮らしているそう。

「ここで待っています。愛し、見守り、導きながら」
そう書かれた石碑の前にたたずむ青年・・もうその石碑に書かれた事は成就しているので、寂しく見つめてる。

多くの人達から愛され、勇気・元気をみんなに与える・・そんな素晴らしかった、ラブラドール・レトリーバーのベル、ジャーマン・シェパードドックのイーリアの2匹のレディ。そして飼い主(お母さん)のエリ子さん、今は静かに石碑の下で眠っている。

エリ子さんの夢が実現しようとした時・・悲しい宣告が下される。エリ子さんを愛していた、医者でもある前述のたたずむ青年が・・「たとえどんな事でもちゃんと話す」との約束を守り。
「癌の宣告」だった。手術によって回復したように思えたのに再発・・
しかも今度は胃に出来たスキルス(進行が早いく、転移もしやすい)癌。

あっという間にエリ子さんを襲い・・・旅先で悲しい最期。
病院へ搬送されるエリ子さんを追って、それから2匹の放浪の旅、エリ子さんの死を知らない2匹は自宅へ戻ろうと。

その間多くの暖かさを、かかわる一人一人に与える様子は感動だった。
愛情を沢山かけて育てられた2匹は、2匹が持つ優しさ、愛情を多くの方に感じてもらえる。
2匹によって多くの人達が慰められて、新しい思いが湧き出る。友情、信頼・・・それらが上手く描かれて・・先を読みたくてペースが速まり、
ほぼ一日で読み終えた。

エリ子さん・ベル・イーリアは今石碑の下で眠っているけれど・・
それぞれの思いは、エリ子さんの知人、イーリアの子供達に受け継がれて。

とてもいい本だった。

ストロベリー・オン ザ・ショートケーキ・・・野島伸司・・P299 ワニブックス

図書館で何を借りようかな?と探していた時目に付いた。「何で知ってるんだろう?」「前読んだかな?」
時間もないので・・お借りした。

読んでいて・・これってドラマ化されてそうと思った。それなら配役は誰がいいだろう?登場人物の雰囲気から自分なりの配役を決めていく。
いじめられっこで、優柔不断な主人公まなと・・、謎めいた少女唯、突如まなとの前に現れたけれど、なんとまなとの父親の再婚相手の子供だった。誰が合うかな。なんとなくまなとは唯にひかれていくけれど、それを否定しようとする・・・・
登場人物が複雑に絡まりあい・・最後は「へぇ・・そうなるのね」意外な結末だったかな。

最後にこの作品はドラマを原作として小説化されたそうだと分った。
その上、配役まで書かれてあった。自分の配役と・・似てはいたかな?
カテゴリーが脚本と言うよりなんと言うんだろう、小説かな。

レーナ・マリア・・訳ビヤネール多美子・瀬口巴・・P197 小学館

おそめを探していた時に偶然見つけてお借りした。

副題:フット・ノート 足で書かれた物語

四肢に障害を持って産まれた彼女だったけれど、障害とは感じる事がなかったと言う一節に、母国スウェーデンの良さ、両親が温かく育てた様子を感じ取る事が出来る。

文中でも触れていたが、TVのニュースステーションの招きで来日、2回目だったろうか、初めてレーナ・マリアの歌声を耳にする事があって、とても印象深かった。両腕がなく、左足は極端に短く、それでもしっかりと立って、澄んだ歌声を披露してくれる姿に感動を覚えた。

常に前向きで、水泳が得意、世界選手権大会に出場して見事な成績を収めていた。ソウルのパラリンピックを目指して練習に励み、出場するが、思いがけない状況で得意種目である背泳が中止となり、メダルを得る事は出来なかった。
水泳へ打ち込む情熱は冷めてしまったが、それがその後の彼女を生み出したのかもしれない。

彼女の歌声がどれだけ多くの方を励まし、勇気づけた事だろう。
彼女が日本語で歌う「一羽のすずめ」が私はとても好きだ。

生涯の伴侶も得て、幸せな今を過ごしていることだろう。今後の活躍を見守っていきたい。

「人間はだれでも問題を抱えずに人生を送ることはできない。しかし人間としての豊かさは、困難な経験を通して獲得していくものだと私は思う。」レーナ・マリア

おそめ・・・石井妙子・・P347 洋泉社

HPのお仲間に教えていただいた1冊
副題:「伝統の銀座マダムの数奇にして華麗な半生」

上羽秀というとても魅力的な女性の半生。
一般人では知りえない花街の世界・京都で開いた「おそめバー」に集う著名人がすごい。著名人がおそめ(祇園の与えられた名前がそめ)みたさに集まり、当時の写真も掲載されている。
大仏次郎・川端康成・白州次郎・小津安二郎・川口松太郎・・・

おそめが憧れた、銀座への進出、新橋で過ごした頃が忘れられず、戦後流行ったカフェバーを始める。おそめの人柄でかなり繁盛するが、そこがおそめ・・お金に無頓着、夫となったのちの名プロデューサー俊藤浩滋に振り回され・・京都のおそめバーと共に大きくしていき・・やがて繁盛していた店も段々・・。

いつでも、大盤振る舞いだった、それがおそめの良さでもあったし、欠点ともなって、下降する原因ともなる。

様々の道を歩んでいく様子は・・かなり長編だったけれど、ついついはまってしまう。

沢山の参考文献によって書かれた本であるからこそ、おそめの人となりが、存分に楽しめる一冊の気がする。
段々・・歳とって認知症が入るのか・・幻覚か、相手がいないのにもかかわらず、沢山並べるグラスがせつない。
いつまでもおそめはおそめバーのおそめなんだろう・・・

幸福御礼・・・林真理子・・P310 角川文庫

何事も挑戦!と初めてエッセイ以外の林真理子さんの小説にトライ。

降って沸いた・・夫の選挙出馬の話の戸惑う様子が描かれている。
伯父である知事が余命いくばくもないと分り、その後を継ぐべくかり出される事となった、甥である主人公由香の夫大鷹志郎。
「選挙に出るなら離婚!」とつっぱねるつもりが、姑である春子に押し切られ・・・

いつの間にか、状況が変わっていく・・その心の変化が描かれている。あんなに嫌っていたことなのに最後は・・・
女性のいざとなった時の強さを感じる。

ちょうど読んでいる時、ここは県会議員の選挙が始まる時だった。その中でも様々なドラマがあるのかな?ふと思った。
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