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けい

  • Author:けい
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雨のち晴れ、ところにより虹・・・吉野真理子・・P254 新潮社

図書館の新刊コーナーから見つけた一冊。題名と装丁の綺麗さについ惹かれて。

鎌倉から湘南のかけての街を舞台にした話が6篇収めてある。
人の心の曇りや晴れ・・最後は虹・希望も描かれてホッとしたり。
本の題名にも使われている1篇はホスピスが舞台。
実際ボランティアとして行っている事もあってかなり興味深かった。
ホスピスに入られた方の死を受け入れるまでの、心のプロセス以前を学んだが、そのとおりに書かれている。
否認・怒り・取引・抑鬱・最後に容認。亡くなる数日前にとても体調が良くなる事など。主人公は会社の検診で肺の影が見つかる。それは転移されたもので・・・苦悩の日々が始まる。熱心に看護してくれる、太目の看護師さん・・彼の中にある、過去の苦悩が看護師さんがなぜか痩せていく事で、ある事実に気づき・・そして苦悩が取り払われる日が訪れる。

どの話にも・・人の心の動き・・・辛さ、悲しさ・・やがて虹がかかるような何かいい感じへと続く。
それぞれ・・身近な事、知っている事も引用してくれるので、どんどんと読み進めていける・・素敵な話が詰まっていた。
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サイボーグとして生きる・・・マイケル・コロスト・・P298 ソフトバンク クリエイティブ

教えて頂いた一冊、予約を入れて思いの他早く読む事ができた。

日本でもかつてあった、妊娠中のお母さんが風疹にかかり、赤ちゃんに難聴の子が沖縄だったでしょうか、多かったと聞きます。
著者もそんな一人。

難聴から(補聴器で何とか聞けた)ある日突然、全く耳に音が伝わらなくなる・・失聴・・と言う辛い立場に。
その当時、アメリカでは手話を使わずに相手の唇を読む読唇術が広まっていた。
著者マイケルは成人して、仕事をバリバリとこなしていた時だっただけに、辛いことだった。もどかしい日々を送る中・・耳にの奥(脳)に装置をつけて、聴力を取り戻すと言う事が行われ始めた。
迷った挙句の決断・・それを彼はサイボーグと表現した。

なかなかなじまず・・大変な思いをもされるが、自分の恋愛の体験談なども交えて・・どのようにして聴力を昔に近づけていくか・・進化していくインプラント(装置)の様子を伝えてくれる。

医学の進歩と・・早期発見、早期治療の大切さを説いている。日本ではどうなっているんだろう。調べてみようと思っている。

雨のち晴れ、ところにより虹・・・吉野真理子・・P254 新潮社

図書館の新刊コーナーから見つけた一冊。題名と装丁の綺麗さについ惹かれて。

鎌倉から湘南のかけての街を舞台にした話が6篇収めてある。
人の心の曇りや晴れ・・最後は虹・希望も描かれてホッとしたり。
本の題名にも使われている1篇はホスピスが舞台。
実際ボランティアとして行っている事もあってかなり興味深かった。
ホスピスに入られた方の死を受け入れるまでの、心のプロセス以前を学んだが、そのとおりに書かれている。
否認・怒り・取引・抑鬱・最後に容認。亡くなる数日前にとても体調が良くなる事など。主人公は会社の検診で肺の影が見つかる。それは転移されたもので・・・苦悩の日々が始まる。熱心に看護してくれる、太目の看護師さん・・彼の中にある、過去の苦悩が看護師さんがなぜか痩せていく事で、ある事実に気づき・・そして苦悩が取り払われる日が訪れる。

どの話にも・・人の心の動き・・・辛さ、悲しさ・・やがて虹がかかるような何かいい感じへと続く。
それぞれ・・身近な事、知っている事も引用してくれるので、どんどんと読み進めていける・・素敵な話が詰まっていた。

ドミノ・・・恩田陸・・P340 角川書店

賑やかな街を描いた装丁、ドミノ?何だろう興味津々でお借りしてきた。
表紙をめくると東京駅の構内図、次の4ページ分には登場人物が似顔絵付で紹介されている。肩書きに、好きな事夢などが書かれている。
へ~~珍しいなと思いつつ読み始めた。

登場人物がいくつかに分かれて、東京駅構内またその近くでそれぞれの話で進み、場面が次々と代わるので、?頭の中を整理していかなくてはならない。

誰の推理が一番か、子役のオーディション風景(キーワードあり)、生命保険会社のその月の成績の閉めのためのごたごた、俳句仲間のオフ会の待ち合わせ、分かれた女性のために従姉妹の彼女に成りすましてもらいで別れを告げえる場所へ。訳がありそうな「試作品」の入った袋をうっかり人とぶつかってしまい偶然会った別の「どらや」(かなりのキーワード)の袋と間違えてしまい焦っている。など等・・

中高を茨城で過ごした著者だけあって、キーワードともなるどらやの袋を持っていた、もう一人の人物、俳句のオフ会のために初めての上京した老人が茨城県出身の設定には(^^)。

結びつかないような、この話一つ一つがやがて近寄ってくる、登場人物も引き寄せられるように近くに。
生命保険会社のために、バイクを飛ばしてもらったことで、警察が目をつけていた人物だったこともあって、執拗に追ってくる警察・・それがどんどん増えてきてやがて東京駅に。

最後は手に汗握る・・ちょっとスリリングな展開に思わず読みいってしまった。面白かった。

バカの壁・・養老孟司・・P204 新潮新書

今更ですが・・病院の本棚で見つけて読むことに。
かなり大胆なタイトルに始めて聞いたときはびっくりした。

現代の色々な場面での嘆き・・が書かれている気がする。
話せばわかるはありえない、知ろうとしない人にはどれだけ言っても無駄なこと。それぞれが自分勝手にしているから・・戦争、テロ、民族間の争い、宗教紛争がある・・・。

5年前アメリカで起きた同時多発テロ。イスラム原理主義(現在は誤解を避けるためイスラム過激派と言うことがある)の集団が起こしたことだ。
でも先日の新聞でイスラム教のとある指導者(上に立つ方)がイスラム教であんな教えはしていない、あってはならないことだ」と書かれていた。
それぞれが勝手に自分の尺度で物事を考えて実行する。そしてその考えに洗脳されるものも出てくる。

自分が壁を作ってしまっているのだろう。教授と言う立場で色々な学生のエピソードを披露してくれるが・・信じられない事が多い。何かがずれている・・そんな今なのかも知れない。
超バカの壁も出版されたそう。

震える岩・・・宮部みゆき・・P307 新人物往来社

「霊験お初捕物控」
以前先に読んでしまった「天狗風」がこの本の続きだった。

今回はちょっと怖い死人憑き・・この世に未練を残した魂が、死にそうな人、何か隙のある人に憑いてしまい、事件を起こす。

今回はあの有名な忠臣蔵・・色々とドラマ、芝居として演じられて、吉良上野介が、浅野内匠頭をちくちくといじめて腹に据えかねて斬りかかる「殿中でござる」と言う名文句。やがて赤穂浪士の討ち入り・・
どうも調べると、吉良上野介はそんなことはしていなかった、芝居として作り上げられて美談となっていると言うことが織り交ぜてある(文中では)。真偽のほどは?ではあるが、それを巧みに取り入れて話のふくらみを持たせる・・そして読者の心をつかむ・・さすがに宮部作品だなと感心してしまう。

お初の霊感も発揮し、お奉行様が一緒に調べるようにと差し向けられた古沢右京之助も、地道に伝を使って調べ上げてくる。息のあったコンビが事件を解決へと導いていく。
今回も楽しく読むことが出来た。

カチューシャ・・・野中ともそ・・P270 理論社

野中ともそさん2冊目挑戦。

かじお、堤防で釣りをする仲間ロシア人の老人ショウセイ、その孫娘カチューシャこと伊藤エカテリーナちづる、香坂、かじおの料理が上手な父親。
それぞれの登場人物が個性的に描かれて、悲しい戦争の歴史も織り交ぜ、またかじおの母親の死因など、切なくも・・色々とある高校生時代を紹介している。

ロシアに帰ることになったショウセイとカチューシャ、
カチューシャのあの歌がちょっと悲しく響く
♪りんごの花ほころび 川面にかすみたち
君なき里にも 春はしのびよりぬ♪
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