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けい

  • Author:けい
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用心棒日月抄・・・藤沢周平・・P396 新潮文庫

主人公青江又八郎は北国のある小藩で馬廻り組百石の武士だったが、藩主毒殺の陰謀を耳にしたことで、許婚の由亀(ゆき)の父を斬って脱藩、江戸に出てきて、口入れ屋吉蔵の紹介で、ある時は妾宅の犬の用心棒をしたり、様々な、時には楽な、時には命を張った用心棒を勤める。そこで出会った女房に子沢山の為に必死な細谷とは段々と息があってくる。用心棒先の正体を明かさない、不審なな人物を伝を頼って調べてもらったり。

話の中で松の廊下での吉良上野介を斬りつけた浅野内匠頭の事件が織り込まれ、江戸に次々と集まる赤穂からの浅野一藩の面々の用心棒を勤める事なる(密かに行われているのが、段々その様子が見えてくる)そのかわりそれをかぎつけた吉良側から襲われる事も・・
内々に行われていた、有名な忠臣蔵の一部も読めたようで収穫。


いつの間にか・・こんな内容の本が好きになっている自分に少し驚いている。藤沢周平さんの世界もとても楽しめる
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天狗風・・・宮部みゆき・・P474 新人物往来社

副題・霊験お初捕物控〈二〉

久しぶりに図書館で見つけた宮部作品の大好きな江戸物、かなりの厚さ・・どうしよう?でも見つけてしまったら読まないわけにいかないな、とお借りした。

厚さなど関係ないぐらい、どんどん話に引き込まれてしまう。
奇妙な霊感ををもつ、岡っ引きの六蔵の妹のお初、その為に兄のお役目の上で時折、役に立つ事もあった。これはお初のために秘密にしておこうとしていた六蔵と妻のおよし、でも隠し事はいつかは露見してしまうので・・・・流れ流れてお奉行様の耳にそして興味を持つこととなる。

そんなある日、1人の娘が忽然と姿を消した。もうすぐ浅草の料理屋に縁付く事が決まっていた下駄屋の一人娘おあき。
父親の仕事道具をいとおしく見ていたおあきをみかけた父親政吉、2人が見た偶然同じ夢の話を始める。政吉はそこで告げられた「お前は娘を殺める(あやめる)」の言葉がふと浮かび・・のみを振り上げ・・その時おあきがあけようとしてた雨戸の隙間から入ってきた朝の光で刺すことが出来なかった。
真紅に染まった異様な朝焼けに、驚いていると、いきなり強い風が吹いてやんだ時にはおあきが消えていた。
それから2人の娘が似たような状況で消えてしまった。

いよいよお初の出番である。
算学の道場に通う右京之介とともに、忽然と姿を消した娘たちの行方を追うことなるが、なかなかこれが難題。闇に響く謎の声や観音様の姿を借りたもののけに翻弄されてしまう。偶然正体の分かった猫の鉄の知恵を借りて(お初しか鉄の声は聞こえない)その仲間の和尚などの協力で解決の糸口が見えてくる・・・

神隠し・かどわかし、その正体は。
ハッピーエンドは嬉しいけれど・・おあきの失踪を自分が殺したと言って自害した父政吉・・それを知ったお秋は悲しかっただろう。

スッキリ!・・・上大岡トメ・・P173 幻冬社

どなたに教えて頂いたのだったろう。だいぶ前に前作のキッパリ!(115万部突破)共に予約を入れておいた。

副題・・たった5分間で余分なものをそぎ落す方法
とは言え、ダイエットではない。いかに日々の生活の中でスッキリ暮らしていくか。4コマ漫画に提案、そしてしめの言葉でまとめる項目が60ある。
たとえば「小さくても、目標を持つ」→「目標があれば、道がそれても戻ってこられる」
「物を捨てる時はありがとう、ごめんなさいと言う」→「感謝と反省の気持ちを考える」
「昔からの言い伝え、格言を知る」→「先人のアドバイスに、耳を傾けよう」
なるほど・・・スッキリした生活・・少しでも見習っていこうと思う。
まだ借りられないキッパリ!も楽しみ。

パーフェクト・ブルー・・・宮部みゆき・・P308 東京創元社

以前読んだ「心とろかすような マサの事件簿」のマサ(元警察犬)から見た探偵、事件の様子を表現していくという面白い手法。

マサを飼っている、蓮見事務所に入った依頼。家を出ている息子を家に連れ戻して欲しいという事で、蓮見の娘加代ちゃんが1人で出向く。息子進也を送り届ける時に事件が起こった。進也の兄であり、高校野球で注目されていた諸岡克彦の焼死体。

1人の男が浮かぶあがり、進也の父親から探して欲しいとの依頼がまた蓮見事務所に入る。

その一方でその男を捜しているもう一方の人間達が描かれ始める。少しずつ事件の真相が見えてくる。意外な事に巻き込まれていた少年達。あまりにも身勝手な大人達の考えに腹立たしくなってくる。

マサの機転、それをもう公表しようと観念した人物によって解決に近づいて・・・

宮部みゆきのデビュー長編。彼女の才能、今後を感じさせる1冊。

冬のオペラ・・・北村薫・・P282 角川文庫

久々に北村薫さんの本を手に取った。図書館の蔵書は大体読んでしまったが、文庫のコーナーで偶然目に入った。

三角の水・蘭と韋駄天・冬のオペラの三作品が収められている。
おじの会社の事務職として雇われて働く、わたし姫宮あゆみが、偶然同じビルで探偵所を開設している巫(かんなぎ)弓彦と出会い、その記録者としても務めることなる。
身元調査やごくありふれた仕事はしないと言う少し変わった人物。でも生活をそれでは出来ないからと、コンビニの店員・ボーイ・お寿司屋や出働いたりと、探偵の仕事は週4日の11時から7時。

しかし探偵としての眼力は鋭く、あゆみが偶然関わる3つの事件を解決していく。久々に北村ワールドを読むことが出来て楽しかった。

冬のオペラは題名の通り、前奏曲・第一幕・第2幕・間奏曲・第三幕・間奏曲・終演・閉幕・カーテンコールと話が進んでいく。
「喜びの招ところも時は過ぎて行く 人の世の命 人の世の人の世の命 儚い命」 

時雨のあと・・・藤沢周平・・P248 新潮文庫

7つの短編から構成されている。
題名にある「時雨のあと」は、兄の言葉を信じてけなげに兄を助ける妹みゆき、ある日本当の兄の姿を知る事になる。それを確認する為に風邪をひいた体を無理したばかりに・・・その姿から、ふと遠い昔の思い出が兄安蔵の目を覚まさせる。

その他、あまり裕福ではない町人・下級武士を主人公に、そこに許婚や妹や姪などを絡ませて、その時代の悲哀、はかない恋心など人情味豊かに描いていく。どれもが最後はほろりとさせられる、そんな話が詰まっている1冊。
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