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けい

  • Author:けい
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    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

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1リットルの涙・・・木藤亜也・・P225 幻冬舎文庫

副題「難病と闘い続ける少女の亜也日記」

14才から、発病の兆しが見えてきた15才、20才までの日記はが掲載されいている。
脊髄小脳変性症と言う難病によって、段々体の自由が奪われていく。その中で、その時その時の思いを綴り、短歌なども織り交ぜてある。今まで出来ていた事が出来なくなる事の辛さが痛いほど伝わる。「負けない!」と立ち向かい、常に相手の方を思いやる優しさが、せつなくなる。障害者と言う立場を意識し始める頃はかなり辛かった事だろう。でも思いを素直な気持ちで綴ってくれたことで、学ぶ事も多かった。

日記は20才で終わっているが、母親である木藤潮香さんのその後につながる「いのちのハードル」を先に呼んだので、亡くなる25才までを知る事は出来た。
この本が出版されて大きな反響を呼んで、沢山の感動・励ましの手紙が亜也さんのもとに届いた。自分は頼ってばかりで・・と感じていた事が、多くの方に勇気、励ましを与える事が出来たと知る事は、何よりだったと思う。
亜也さんが細い体で、リハビリをがんばる姿を見て、半身不随となって自暴自棄になりかかっていた人に、生きていく勇気を与えたそうだ。

先に希望が持てない生活はどれだけ苦しかっただろう。それでも精一杯生きた亜也の証をしっかり心に留めておきたい。
支えていたご家族、亜也さんが信頼していた先生ご苦労様でした。

最後にその山本先生が亜也さんについて、医学的な立場、精神的な面のフォローなどが書かれている。医者として助けてあげられない、夢を叶えてあげられない辛い言葉を伝える事は、葛藤があっただろう。全国的な統計では1000名近い患者さんがいて、実際はこの2~3倍にのぼるのではと言う事だそう。一日も早い治療法が確立する事を願いたい。

亜也さん、日記読ませてくれてありがとう。辛かったでしょう。色々学ぶ事が出来ました。安らかに・・・
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白夜行・・・東野圭吾・・P854

先日直木賞を受賞された著者、その本はさすがに予約がいっぱい。病院の本棚で見つけたこの本、ちょうど今ドラマが放映されている。ドラマは見ていないけど、ドラマにするぐらいならと期待をもってお借りした。

いきなり質屋の主人の他殺体が、子供によって発見される。誰が?その時点ではなかなか犯人があがってこない。疑惑を持たれた、質屋に通っていて、周りではその主人の愛人ではないかと言われた、母子家庭の母親が事故として解決されたガス中毒で亡くなってしまう。

その後沢山の人物が登場してくるが・・・すべては母親を事故で失った娘の雪穂(養子となって西沢から唐沢雪穂となる)に結びついていく。貧しい生活から、質素ながら上品な家庭の、娘となった雪穂は誰もが振り向く素敵な女性となって、事業も成功を収めていく。

一方、殺された質屋の息子桐原亮治はどんどん悪い世界に手を染めていく。そして偽名を使っての生活も始める。

事件から19年後、執拗に事件の解明のため動いていた老刑事笹垣が、なかなかいい味を出して、どんどんと核心に近づいていく。

行方不明となった2人のうちの一人が死体となって発見されたり、謎を残しての雪穂の新しい母の死。

それをすべて解決していくと言う形を取ってはいない。謎は謎のまま、読み手に投げかけて、最後に笹垣が桐原亮治を見つけて追いかけ・・不運の死を遂げるところで終わる。
亮治の父は誰に殺されたのだろう?雪穂の母親が愛人のはずと思っていたが、途中で自分の暗い過去を再婚した娘に聞かせる雪穂、殺人事件当時家にいたはずの亮治が、母親の含みを持たせた会話からもしかして・・。

ドラマは亮治の死のシーンから始まるそうだ。
原作とドラマとは別に考えたほうがいいとも書かれていた。
854ページと言う長編・・・初めはくじけそうだったけど、途中からはどんどん引き込まれるようになる、さすがは直木賞作家と感じる。

白夜行・・・東野圭吾・・P854

先日直木賞を受賞された著者、その本はさすがに予約がいっぱい。病院の本棚で見つけたこの本、ちょうど今ドラマが放映されている。ドラマは見ていないけど、ドラマにするぐらいならと期待をもってお借りした。

いきなり質屋の主人の他殺体が、子供によって発見される。誰が?その時点ではなかなか犯人があがってこない。疑惑を持たれた、質屋に通っていて、周りではその主人の愛人ではないかと言われた、母子家庭の母親が事故として解決されたガス中毒で亡くなってしまう。

その後沢山の人物が登場してくるが・・・すべては母親を事故で失った娘の雪穂(養子となって西沢から唐沢雪穂となる)に結びついていく。貧しい生活から、質素ながら上品な家庭の、娘となった雪穂は誰もが振り向く素敵な女性となって、事業も成功を収めていく。

一方、殺された質屋の息子桐原亮治はどんどん悪い世界に手を染めていく。そして偽名を使っての生活も始める。

事件から19年後、執拗に事件の解明のため動いていた老刑事笹垣が、なかなかいい味を出して、どんどんと核心に近づいていく。

行方不明となった2人のうちの一人が死体となって発見されたり、謎を残しての雪穂の新しい母の死。

それをすべて解決していくと言う形を取ってはいない。謎は謎のまま、読み手に投げかけて、最後に笹垣が桐原亮治を見つけて追いかけ・・不運の死を遂げるところで終わる。
亮治の父は誰に殺されたのだろう?雪穂の母親が愛人のはずと思っていたが、途中で自分の暗い過去を再婚した娘に聞かせる雪穂、殺人事件当時家にいたはずの亮治が、母親の含みを持たせた会話からもしかして・・。

ドラマは亮治の死のシーンから始まるそうだ。
原作とドラマとは別に考えたほうがいいとも書かれていた。
854ページと言う長編・・・初めはくじけそうだったけど、途中からはどんどん引き込まれるようになる、さすがは直木賞作家と感じる。

女たちのジハード・・・篠田節子・・P469

第117回直木賞受賞作品
ジハード=聖戦、つい最近まで良く使われていたイスラム社会の言葉、何もわからず初めに見つけた時、気になって手に取ったが、書架に戻した。偶然病院の本棚で見つけて、2度お目にかかったのだからと、お借りしてきた。
たまたま直木賞のサイトを見ていたら、受賞作品であることもわかった。これは期待できるかな?かなりの厚さだけど。装丁はタイトルの他にトマトが5つ、そこには登場する女性(OL)の名前が入っている、カバーを外すと真っ赤、表紙をめくるとグリーン、かなり印象の強い本に、力強さをまず感じる。

ある保険会社に勤める5人のOL康子・リサ・沙織・紀子・みどり、高校時代の康子の友人で元スチュワーデスで今はイタリアンのお店をしている純子。

それぞれの個性豊かなエピソードが綴ってある。姉御肌の康子が物語全体を引き締めていくようだ。それぞれに夢を持ったり、流れに翻弄されたり、意外な方向に人生が転換していったり。若さあふれる様子が羨ましくもある。

やくざ相手にひるむことなく、自分の城を勝ち取った康子にも、新しい人生が開かれる予感を残して話が終わる。
時には激しく、時には淡々と、それぞれがその人なりの人生を戦って得ていく様子を楽しく読むことが出来た。

東京タワー・・・江國香織・・P295

読んでる本よ・・と掲示板で教えて頂いて、いつか読もうと思っていた。たまたま同名小説が話題となって、それではと2冊予約を入れた。

映画化されていると、読後知った。キャストを見ると、女性陣は合っているかな、でも19歳の透と耕二は違うかな?と思う。かなり本とはかけ離れた作品らしい。

私からするとどろどろとした世界、どんどん話は読み進むけれど、同じ19才の息子を持つ母親には厳しかった。「東京タワー」もあまり意味が感じられなかった。都内に行くと遠くから見えるとちょっと嬉しい。ライトアップも素敵・・・。でも、そんなそばで繰り広がられる、こんな世界、私は苦手、とてもキレイとは思えない恋愛話、離れていった彼女の思いの表現が唐突な感じがする。最後もなんとなくしまらず中途半端な感じがした。辛口だろうか?こんな青年がいつか父親になった時、子供にどんな顔をするんだろう?読後感もすっきりしなかった。

対岸の彼女・・・角田光代・・P288

教えて頂いて、図書館で予約・・・半年以上待ったかも知れない。
第132回直木賞受賞作品

公園デビュー・いじめ・現実逃避・・・3人の女性を描きつつ、「生きること」の意義を綴っている。

2つの話が同時に進行していく。高校時代の葵・会社を設立した葵・・彼女とかかわる、高校時代のナナコ、小夜子は仕事を通して登場する形で葵と絡んでくる。

葵は高校時代とは全く違う道を歩んでいる。そこにアルバイトとして勤め始める小夜子・・・

結婚して子供が出来て・・平凡な生活に何か自分の居所を感じられない小夜子「私はいったいいつまで私のままなのだろう」夫、姑の目を気にしながらも飛び込んだ世界。仕事を通して社会を見ることで色々見えてくるものがある。

高校時代の葵は自分の存在、友達との付き合いをあまりおもてに出さない、不思議な子、ナナコと出会う事で2人だけの世界を持つ。誘われてはじめた夏のアルバイト後に2人は思いがけない行動を取る。

対岸の彼女・・それは葵とナナコと対岸にいる同世代をすごしていた小夜子。たどった人生は違うけれど、相手を信頼する事でお互いが対岸から手を振ることが出来る。人生での思いは年齢とともに変わっていく。色々な経験を経て、今を生きていくんだなと改めて感じる。

ナナコはどうしているんだろう?

メッセージ性のある作品、別な作品も読んでみたいと思う。

この世で一番のメッセージ・・・オグ・マンディーノ・・P207

「この世で一番の奇跡」「この世で一番の贈り物」に続く最終章。
この本がオグ・マンディーノの遺作となった。

オグが出す本はどれも大ヒットとなり、世界中で最も愛される人生哲学作家となった。

ラグピッカー(世の中に絶望した「生きる屍」達に再び、新たな希望と目的意識を与える職業)として突然オグの前に現れたサイモン・ポッター。オグが引越しをした場所で、いつも通りの散歩をしていた時、思いがけず再会する事が出来た。わずかな間の交わりだったが、有意義な時を送る。やがて高齢のサイモンはこの世を去る時が来た。オグにも病が降りかかり、辛い時期を送る時サイモンの夢を見る。「きっと良くなりますミスターオグ!大丈夫です」7週間の入院中に何度も見る事で元気が出て回復をみる。そしてサイモンが残したオグへの手紙を見つける。「天国からのアドバイス」として多くのメッセージが込められている。新たな思いで読むことが出来た。

最後に「幸福の王子」の話が出てくる。これはマンディーノ自身を一段一段人生の成功、幸福と導いてくれた本だそうだ。素晴らしい本にまた出会えて・・・感謝。最後に出版されたと言うオグマンディーノの世界でたった1冊の日記「幸福論」が刊行されている。

I am Sam アイ・アム・サム・・・クリスティン・ジョンソン、ジェシー・ネルソン脚本・・P206

竹書房から出ている映画文庫の1冊。他にアルマゲドンやシックス・センス、シュレックなども出ているそうで、DVDも観せて頂いた図書館でお借りした。

脚本なので、映画と変わらずに話が進んでいく。いろいろなシーンを思い浮かべながら一気に読んでしまった。

自閉症で知的障害を持つサム、生まれてすぐ父親サムとだけ暮らす事になったルーシー。仕事場、友人、近所のアニーの助けを借りて何とか7歳まではルーシーを育て上げられるが、7歳の知能しか持たないサムを、自分が越えてしまう事で、ルーシーの葛藤が始まる。見かねた先生が児童福祉局に連絡する事で「子供を養育する権利を争う裁判」が始まってしまう。偶然出会った有能な弁護士リタが弁護を成り行きで務めてくれる事になったが・・・

ビートルズが大好きなサム、映画ではビートルズの曲が沢山流れ、とても素晴らしい作品に仕上がっている。ルーシー役のダコタは天使のような女の子、時折見せる強さもまた一層彼女を引き立てる。映画での数カットも載せてあり、サムとルーシーの絆の深さを改めて感じる事が出来る。映画を観た方も観ていない方にもお勧めの1冊。

秋日和・・・赤瀬川隼・・P253

ある方のブログのコメントに書かれていた本。
その方も教えて頂いたそうで、興味津々お借りしてきた。

10の話から構成されている。
表紙に描かれているような中年の男性の、揺れ動く心が綴られている。密かな願望?叶わぬかも知れない恋心。現実は分からないけれど、女性とは違う感性を持っているんだなと、登場人物1人1人を読んだ時に感じた。

さらっと終わる話・・・さてその後はどうなったのだろう?と野暮な事は考えない方がいいのだろう。

ペギー・スー 幸福を運ぶ魔法の蝶・・・セルジュ・ブリュソロ・・P289

今まで読んだ2冊の続編。以前この本から読み始めてしまった時は、なかなか理解できなくて、途中に(前作参照)の文字に、これは始めから読まないと、お返しし、改めて読み直した。するとどんどん同じところを読んでいてもワクワクしてくるし、読むスピードも早まる。事前知識は大事だなと改めて実感。

家族からも変人?扱いされているペギー・スーは夏休みに母親のおばあちゃんちに厄介払いされる。相棒の青い犬、砂になる魔法をかけられたセバスチャンを袋に入れて、シャカ・カンダレクの村に降り立つ。
迎えに来てくれたおばあちゃんはペギーと青い犬がテレパシーで話しているのを聞き分ける事が出来る。疲れを取るマント、人のいやな思いを取り去ってくれる白い猫・・・強い雷が多発するので金属類を一切持つ事が出来ず、すべてが木製の不思議な村だった。
この村も闇に潜む見えざる者に支配されていた。

村に幸せを運んでくれる巨大な蝶が攻撃を受けて・・
ペギー・おばあちゃん・青い犬・そこで出会うシーン・セバスチャンが力をあわせて立ち向かっていく様子に、今回もハラハラ・ドキドキ。
見えざる者には勝利できたのだろうか?
後数冊出ている・・・次作を楽しみに。

雁の宿・隅田川御用帳・・・藤原緋沙子・・・313

出掛ける車中で読むため、文庫本がいいなと、文庫コーナーで探して、初めて読んだ著者。江戸物の隅田川界隈で起きる事件は大好きなジャンルになりつつあるので、一目で気にってお借りしてきた。

素浪人塙十四郎と駆け込み寺の門前で縁切り御用を務める「橘屋」屋の女の主人のお登勢が、様々起きる事件の真相を突き止めていく。

勧善懲悪の世界はいつ読んでいてもすっきりする。また、塙十四郎は次の事件に向かって走っているんだろう。隅田川御用帳として後4冊あるようだ。また次を読んでみたい。
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