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けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

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ビタミンF・・・重松清・・P292

第124回直木賞受賞作品。
新聞でも取り上げられていたのでいつかはと思っていたら、図書館で目に飛び込んできた。

重松清氏は毎日新聞で先週まで、子供達の様々な思いの手紙やメールを紹介して、それに答える形式のコラムを書かれていた。
その為か、様々な家族像を描き方は見事。

7つの家庭の問題について書かれている。重苦しい話題が綴られるが、共通して最後は希望の光が差しかけ、きっと上手くいきそうと終わるところがホッとする。
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ラッキーマン・・・マイケル・J・フォックス・・P410

以前友人が教えてくれて、図書館で本を探している時思い出して、調べると貸し出し可能、早速見つけてお借りした。

マイケル・J・フォックス、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで主役を演じたハリウッドスターとして有名な俳優の自叙伝。

華やかな世界に身を置きつつも、気分を紛らわす為にアルコール依存症になる一歩手前までになり、セラピストのお世話にも自らなったと語る。
1998年、「パーキンソン病に冒されている」と7年前に発病した事をカミングアウトするまでの苦悩の日々、家族との関わりを丁寧に時期を区切り、沢山の方の助言を基に14ヶ月かけて綴られた。

カナダ生まれだと言う事もこの本によって初めて知ったし、妹一家が住んでいた同じ州のバンクーバーが出身地と知って身近にも感じた。彼は若年性だが、亡くなった父は高齢の為パーキンソン症候群と若干の違いはあるかもしれないが、色々似た症状、その当時調べた症状が出てきて、納得をする部分も多かった。

現在、「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立して、同じ病に苦しむ方の為に活動されている。この本はアメリカで出版と同時にノンフィクションのベストセラーとなり、印税は財団の資金として活用されているそう。

透光の樹・・・高樹のぶ子・・P237

第35回谷崎潤一郎賞を受賞し、映画化された作品。
違う著者の本を探したら貸し出し中、ある方の地元が描かれているので読んでいると言った言葉を思いだしお借りした。

他の書評を見ても、皆さん感動して涙が止まらなかった、秀作といい評価を得ている。
でも私は感動を覚える事もなかったし、娘に後ろめたさを持ちながら、しかも娘に親の介護を任せ、逢瀬を重ねる千桐が好きになれなかった。

映像化された舞台は自然豊か、カタクリの花が咲き、6つに枝分かれした珍しい「六郎杉」などの素晴らしい景色が描かれていただろう。それを壊してるそんな気がしたのは、まだまだ、私の感性のなさかとも思う。

堪忍箱・・・宮部みゆき・・P238

8話の短編からなる江戸下町で起こった様々な出来事。
庶民の生活、商家の生活が垣間見られる。
生きていく為に奉公に出る少女の逞しさ、下町人情の厚さ。
一編一編に趣がある。余韻を残して終わってしまうので、その先はどうなるのだろう?
と考えつつ、次に進んだ。

堪忍箱・・・宮部みゆき・・P238


8話の短編からなる江戸下町で起こった様々な出来事。
庶民の生活、商家の生活が垣間見られる。
生きていく為に奉公に出る少女の逞しさ、下町人情の厚さ。
一編一編に趣がある。余韻を残して終わってしまうので、その先はどうなるのだろう?
と考えつつ、次に進んだ。

ふたりのロッテ・・・エリーヒ・ケストナー・・215

大分前、新聞で紹介されていていつかは読んでみたいなと思っていた児童書。

幼い頃分かれて育った双子のロッテとルイーゼが偶然サマーキャンプで出会う。初めは驚きの為か、しっくりいかない2人だったけれど、日が経つうちに姉妹としての絆が出来てくる。いよいよお迎えの時、2人はある事を決行する。

ある日ロッテが高熱を出してしまう。病気からではなく何か精神的なことが原因の「神経熱」との診断。
ある事でルイーゼと暮らしていたお母さんが2人の思いにも気付き、高熱のロッテと分かれたご主人のもとへ。
双子の思いは叶うのか・・・。

突拍子もない話かも知れないけど、心温が温まった。

解夏・・・さだまさし・・P397

つい最近映画がTVで放映されたが、本を見つけたいたので観ずに読むことにした。

東京で小学校の先生をしていた隆之が病に侵された。難病であり、徐々に視力が失われ失明する事で病気が完治となる辛い告知。故郷長崎を舞台にその後の話が続く。
「解夏」行をなしえた時を言うそう。隆之にとってが視力を失う時。それは静かに訪れ、また彼の新しい出発でもあった。

思ったより短い話だったが内容は濃かった。
その他に3つの話が掲載されている。それぞれが様々な形の家族愛を描いてあり、心に沁みた。
最後の「サクラサク」は涙が溢れ、自分の生活を省みる機会にもなった。

火の粉・・・雫井脩介・・P329

「今読んでます。」と教えて頂いたこの本、早速探したら貸し出し中だったが予約ですぐ借りる事が出来た。初めての作者の作品挑戦。
昨夜から読み始め、出先の車中、待合室で一気に読んでしまった。それほど、どんどん先が知りたくなるストーリー。

無罪の判決を勝ち取った被告。裁判長はその後大学の法学部の教授となる。オープンキャンパスで元被告と再会する。冤罪についての体験談を語る授業に参加してもらったり、偶然隣に引っ越してきたりと接点が出来てくる。

楽しい近所付き合いが始まるが・・・
意外な展開が読者をグッとひきつける気がする。
結末はこれが良かったのか、別な最後でも良かった気もする。
どんでん返し?と言うパターンは複雑な思いも残った。

本所深川ふしぎ草紙・・・宮部みゆき・・P234

本所の七不思議・・それぞれを感じさせられる話が7話綴られている。
それぞれが年頃の娘がかかわり、さりげなく回向院の茂七親分が出て来て話をしめる。
江戸の粋、そして、その時代を生きる奉公に出されている娘の強さを感じる。

小気味良い話の流れ、お勧め受けた事に納得、次を読んでみたくなる。

魔法飛行・・・加納朋子・・P260

ななつのこの続編になる。
入江駒子が経験する出来事を「ななつのこ」の中で出会った、瀬尾さんへの手紙、その返事で不思議を解決していく。

授業で偶然出会った謎めいた女の子、出欠簿を見る度書く名前が違うし、なぜか駒子と近づこうとしたり離れたり。そして届く差出人の分からない手紙。3通目には差出人名があるが、見覚えはないし、どうも遺書めいている。慌ててその人物を突き止めようとすると・・・

駒子の友人愛ちゃん、ふみさん、そして瀬尾さん。それぞれが話しに膨らみを持たせてくれる。
3部作最後の「スペース」も楽しみ。

ななつのこ・・・加納朋子・・P247

何冊か加納さんの本は読んだが、この本が第一作目。1作目にして「第3回鮎川哲也賞」の受賞作。

主人公入江駒子が本屋さんの新刊コーナーで見つけた「ななつのこ」7つのお話から出来ている短編集を読み始めた事から話が始まる。
読み終えた直後ファンレターを書こうと思いつく。読んだ感想と、身近で気になる事も添えて。丁寧な返事の中にはちゃんとした謎の解き明かしも入っていた。

それから疑問が起こるたびに手紙を送る。
やがてそれが思いがけない事に結びついていく。

駒子の優しさや、偶然出会った瀬尾君とのかかわりが第2作の魔法飛行に続く。

初ものがたり・・・宮部みゆき・・P228

本所深川一帯をあずかり、「回向院の旦那」と呼ばれる岡っ引きの茂七に持ち込まれる事件を下っ引きの権三と糸吉と共に調べ上げていく。

丑三つ刻まで富岡橋のたもとで稲荷寿司の屋台を出す、謎めいた親父。茂七が難問に行き詰ると足が向いて、出される料理に舌鼓を打ちながら、謎が浮かんでくる。

何でも見通すことが出来る不思議な力を持つと評判になった10歳の長助こと日道さまも絡んで、話が盛り上がっていく。

江戸っ子気質の茂七と、支えるかみさんのやり取りも面白く描かれ、屋台の親父の正体も気になりつつ、楽しめた本だった。
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