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けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

    荒らしのためコメントは承認後紹介させて頂きます。

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のら犬物語・・・戸川幸夫・・P175

読む本が切れたので、末っ子が買った小学生高学年向けの児童書を読んでみた。

人間の大人のエゴで捨てられてしまった雑種の子犬のマル。少しずつ生きる術を見つけ出した時、優しいおじいさんに拾われた。
でもある日火事にあい、おじいさんがいなくなってしまい、またのら犬の生活に戻る・・・
野犬狩りにあったり、様々な困難を乗り越えて逞しくなっていくマル。

偶然おじいさんと再会を果たすが、マルの選択を大事にして、また別れが。マルにとって、どんな生活をこれから送るのが一番だったのだろう?犬や動物を通して学べる事も多いと思う。
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夜の蝉・・・北村薫

2冊目に入った。読んでいて楽しいのは、現実にある地名などが出てくるところ。渋谷、神田、秋葉原、銀座、鎌倉、宮益坂、銀座線etc・・・特に行った事があれば余計に楽しめる。

円紫さんとのやり取りも相変わらず軽妙だ。
そして若い頃を思い出す軽井沢行きが出てきた。車で大学の友人男女混ぜて出かける。そんな感じでテニスをしに行った事がある。楽しかった青春の思い出?
今車中、行く先に何かが待っているのかな。

ぼんくら・・・宮部みゆき・・P513

楽しかった^^。何て表現が素晴らしいのだろうと感心する。

以前読んだ深川の岡っ引きの茂七親分も登場する。がもう歳は米寿、手下の政五郎が何かと平次郎を助ける。

鉄瓶長屋の謎が段々解けてくる。
それぞれの登場人物が、みんな味があって話を面白くしていく。

最後の「幽霊」その女は多分・・・そう言う思わせぶりで終わる。

最近、舞台となった本所深川近辺に行く機会が2度ほどあった。途中で教えてもらった「長命寺の桜餅」も出てきた。もう1度当時に思いを馳せて歩いてみたいなと思う。

殺人のないミステリー

最後の解説に「倫理の必然に挑戦すれば殺人など起きなくても充分ミステリーは成立する筈」と
ミステリーと思って読むときっと物足りない思いをする方もいるだろう。単なる謎解きと言ってしまえばそうかもしれない。でも、気持ちよく読めるミステリーがあってもいいなと同感した。

夜の蝉・・・遠い昔のお姉さんとの思い出。姉と2人きりで留守番していた日、蝉を通して初めて姉が妹を認めた瞬間でもあった。姉は妹に嫉妬して距離を置く、自分はどうだったかな?私にも5歳下の妹がいる。

ぼんくら・・・宮部みゆき・・Pまだ513中278

江戸下町深川北町の一角、鉄瓶長屋で繰り広げられる、いくつかの事件が今回も綴られている。

7つの話からなるが、5話までは短編で早めに読み終えたが、今読んでいる6話目「長い影」は長編352ページ、面白く読んでいるが、日記に間が開きすぎるので、途中までの感想を。

本所深川の同心で、2日に1度は北町の自身番の見廻りに来るのが、井筒の旦那。お供には必ず御所の番所の中間小平次がついて来る。人情に厚く、訳有りなら、長屋の住民に一番いい方法でかたをつける。

ある日長屋の取りまとめ役の差配が消えてしまい、若くて頼りなげな佐助が差配としてやって来る。今までの長屋の店子は納得がいかず、上手く馴染めない上に、大事な店子が、訳ありか次々と出ていき、差配として辛い立場に。その裏を考える井筒の旦那は・・

楽しく読めるのだけれど、長い話・・・続きはまた数日後・・・

再び・秋の花・・・北村薫

1作目から読み直したので、スムーズに話が頭に入ってくるし、どんどん先が読みたくなってしまう。教えてくださってありがとうございます。

秋海棠(シュウカイドウ)は秋の花、表紙にも描かれていたが、淡いピンクの花が沢山咲いてとても綺麗。でもその花にもう一つの名前があった。「断腸花」人を思って泣いた場所に咲いた花。

「私」の後輩の死因が紫円さんによって明らかにされる。思いがけない状態の中で起きた不幸としか言いようのない出来事だった。それが相手の後輩を苦しめる。「私」と紫円さんによって彼女は無事立ち直る事ができた。そして娘を亡くした母も断腸の思いではあっただろうが、きっと立ち直ってくれたのではと思う。

来年の秋も秋海棠は綺麗に咲き、人の心を潤してくれるだろう。

水に眠る・・・北村薫・・P228

10の話からなる初の純粋短編集。(著者のあとがきより)
未来的な話、到底ありえないと思う話、そんな思いもあるかなと納得してしまう話・可愛い女の子のほのぼのとした話など、一つ一つが全く違う内容で楽しめた。話の最後におちがある。なるほどだったり、意外だったり。昔良く読んだ星新一の短編にも似てるなと思う話もあった。

長編の魅力、短編の魅力、次はどの本が読めるだろう。

看守眼・・・横山秀夫

今年最後の読書日記。一年間沢山の本を読む事が出来た。今までは感想も残す事もなく過ぎてしまったが、自分自身の1年間の足跡を残す事が出来て嬉しい限り。読んで下さった方々、コメントを下さった方々、本をお勧めして下さった方々に感謝をしたい。「ありがとうございました」

「看守眼」6つの短編集。様々な立場にある人の人生の一瞬を色々振り返りつつ、描いている。突然降りかかる出来事、そこから話が始まり、記憶がよみがえり、行動に移し解決に向かう過程。すべてがその後は?と思う書き終わりだが、人間らしさが描かれて興味深く読むことが出来た。

夜回り先生・・・水谷修・・P212  写真・・疋田千里

昨晩テレビで夜回り先生こと水谷先生のドキュメンタリーが放映された。長男の高校でも講演会があり、この本を是非買って欲しいと頼まれた。昨日のテレビを見た後借りて読んだ。

なぜ夜回りをするか、なぜ子供達にそこまで真剣になれるのか、読むことで少し分った気がする。

「昨日までのことはもういいんだよ」大事な事はこれから自分自身の意志と力で幸せな未来を作っていく事。
つい、口うるさく言ってしまう私にも最後、しっかり褒めてあげて欲しい、良くここまで生きてきたねと、とメッセージを頂いた。

体調も思わしくないとの事、自分の人生を夜回り、薬物撲滅の為に捧げるという。これからの活躍を心から祈ると共に、子供が住みやすい世の中なることを願いたい

掌の中の小鳥・・・加納朋子

-可愛らしくもしたたかな、女たちへ- とプロローグに。

登場する女性はみんな個性的。不可解な行動も取れば、可愛い一面もみせる。そんな様子が綴られている。

なかなか、進まなかった。なぜだろう?

レインレイン・ボウ・・・加納朋子・・P275

以前読んだ「月曜日の水玉模様」の主人公陶子の友人の生活を描いている。萩広海も少し登場し、出会いの場を偶然提供する。

陶子は高校時代ソフトボール部のキャプテンだった。チームメートだった牧知寿子の過労死?を絡めて、チーム1人1人のをその後の生活が紹介される。十人十色、自分に似た生活を送る子、バリバリと仕事をこなす子、若い女性にお勧めの本かもしれない。

月曜日の水玉模様・・・加納朋子

学生の時は電車通学、決まって前から2番目の車両に乗る。当然ホームでも定位置。自然と自分が座る場所も決まってくる。まだ、客車(乗り降りする所が車両の前後で手動で開けて全体が木造の青い車両だった)が走っていた頃で冬はポカポカ暖かい。自然と顔見知りになる方も出来て来る。ホームではまだ駅弁を売るおじさんがいてすっかり仲良しになって色々お話したなと、本を読んで懐かしくなった。

主人公陶子もいつもの通勤電車で気になる相手が出来る。3着のスーツに5本のネクタイを順番に着まわして、いつもぐっすり寝ていてある駅で飛び起きて降りる青年。
ある火曜日いつもは月曜日につける水玉模様のネクタイで現れる。その謎を考えるうちに彼との接点が出てくる。

月曜・・・金曜と話が続いていく。そして陶子の脇では彼がまだすやすやと眠っている。なぜかこれが書き出しになっている。クリスマス前ちょっとくすぐったくなるようなお話だったかな?

約束・・・村山由佳・・93P

はまのゆかさんの挿絵共に話が進んでいく。

ぼくとヤンチャ・ノリオ・ハム太の仲よし4人組、遊ぶのもいたずらするのも一緒。でも楽しく過ごしていたある日ヤンチャが原因不明の病気で入院する。3人で考えたタイムマシーンで未来に行き病気を治す先生を連れてこようと力をあわせて作る。

所々に入る挿絵が一層話を盛り上げるけど、表情一つ一つが寂しいものになっていく。胸がきゅんとなって一緒に悲しかった。

夜のパパとユリアのひみつ

初めは夜のパパの名前は書かなかったけれど、「ベーテル」と教えてくれた。
ユリアの住む家が「再開発」の為取壊される事が決まった。ママは「引っ越し先が決まった」と悲しそうだが諦めた声で伝えてきた。でもユリアとベーテルはなんとか阻止したいと奮闘する。

いよいよとろ壊される日にパーティを開く、そこへとうとうブルダーザーが現れる・・・

1巻目よりグッと難しい時期に入ったユリア。でもべーテルの優しさで素敵な女性になろうとしているようだ。

時々、出てくるエルビスがちょっと気になる。何かを考えているようだが、まだよく分からない。この本のあとに「エルビス」シリーズが出ているそうだ。思いが見えるかもしれない。

夢にも思わない・・・宮部みゆき・・369p

これもボランティア先でお借りした。
「今夜は眠れない」の続編になるそうだが、話は新たに起こる事件だったので読むには差し支えなかった。

中学1年生の雅雄が出会った事件の解決までを描いている。中学生らしい初々しさ、大人顔負けの探偵まがいの行動、事件を通して成長していく様子も読んでいく事が出来る。
初めてのデートにウキウキしている様子はホンワカと書かれているし、事件の意外な展開は読み入ってしまう。宮部さんの表現の素晴らしさを改めて感じた一冊だった。

夜のパパ・・・マリア・グリーぺ

見せて頂くサイトで紹介されていて、検索すると図書館にあるというので、早速続編と2冊お借りした。

ジュニア文学、挿絵は作者のご主人によるもの。
夜のパパ、ユリアがそれぞれ交代で思いをつづっていく。
ユリアは夜のパパと相談して誕生日の7月(ユーリ)からつけた名前。女の子が出来たら付けたいなと思っていた「ゆりあ」と同じでこちらは叶わなかったけれど、心にある名前なので親しみがわく。ユリアの母親は看護師、夜勤で家を空ける時に本当のパパがいない代わりに、ユリアを守ってくれる人募集と広告を出し、偶然目にした「ぼく」が応募して決定した。

よそよそしい初めから少しずつお互いに信頼が生まれ、二人で本を書き上げていく様子が描かれる。ちょっとすましたユリア、温かい眼差しを送る夜のパパ。続編はどうなるのだろう。

R.P.G・・・宮部みゆき・・294P

作者が集英社文庫の為に書き下ろした作品

R.P.G・・ロール・プレーイング・ゲーム、ネットで知り合った4人が擬似家族を作る。掲示板で話したり、チャットルームで話したり、メール交換、オフ会も開き会う事もあった。喫茶店で会っている様子はごく普通の家族の団欒に見えたそうだ。
そんなある日、お父さんが殺される。捜査が始まるが、そこに登場するのが「模倣犯」に出て来る竹上刑事と言うのも流れがあって、ちょっと驚く。

流れは意外な方向に向いていく。読んでいる側もすっかり騙されてしまった。ネットが生んだ悲しい結末にはやりきれなさを感じた。

今日読んだ新聞に、ちょうどそんな世界で出会ったお互いシングル子供ありの2人が結婚すると言う話が出ていた。現実にもある事を実感した。私自身もHPを通して沢山の方とお知り合いになれた。お顔は知らなくても前からの知り合いの気がするほど楽しく話をする事が出来る。今を考えるいい機会にもあった。

朝霧・・・北村薫

北村薫さんのデビュー作「夜の蝉」から続く4冊、返却期限内に無事読み終えることが出来た。読み始めて10日弱、一気に進んだり足踏みしたり、読み終えた安堵感と充実感が心地いい。

5冊の中で「私」は大学1年生から社会人となって行く。表紙に描かれた多分「私」もすっかり大人の雰囲気になっている。(高野文子さん作)すっかり出版社の一員として仕事をこなす「私」が輝いて思える。円紫さんの指導ですっかり、謎の解き明かしもいい感じに進んでいく。

祖父の日記に残った、彼を慕ってたであろう女の子から貰った謎の漢字の羅列、円紫さんのアドバイスで解くことが出来る。「万葉集」599番『朝霧のおほに相見し人故に、命死ぬべく恋渡るかも』・・・そして「私」にも恋の予感、足を踏み出そうとしている。応援しているからね。

素敵な作品だった。

誰か・・・宮部みゆき・・379P

今年もよろしくおねがいします。
昨年はざっと数え、感想を載せないものも入れると約90冊も読んでいた。4日に一冊の割合だとやはり多いかな。長編も多かったのでページ数はかなりかな。今年はページ数を入れてみようかしら。今年も楽しく色々なものに挑戦して行きたい。

「誰か」・・私(杉本)は妻の父親が会長を務める会社の広報課で働いている。会長の個人的な運転手がある日自転車に轢かれて亡くなってしまうが、犯人は見つからない。娘達が自分達の苦しみを伝える為に本を出すということで私に相談が持ち込まれる。

情報も資料も少なく困難を極めるが、熱心な聞き込みで明らかになっていく。主人公が優しい設定なのでミステリーと言っても、穏やかに読んでいく事が出来た。
意外な方向に話は進んでいくが、最後も優しい書き終わり。
新年第一冊、いい感じのスタートとなった。

六の宮の姫君・・・北村薫

かなり、しっかりと文献に基づいて書き進められている。「私」が卒論のテーマにした『芥川龍之介』の「六の宮の姫君」をなぜ執筆したか、解き明かしていく。
沢山の作家が登場してくる。芥川龍之介と菊池寛との関係も知る事が出来た。

ただ、とても難解だった。ポンポンと飛び出す、専門的な話題はすごいなと思いつつも上手く頭に入らない。なんとか、読み終える事が出来た。

悲しみのラブレター

不死鳥の騎士団を読み終えた。あとがきで訳者である松岡佑子さんがタイトルにつけた言葉が「悲しみのラブレター」
15才になったハリーが過ごした5年生の1年間、初恋・失恋・父親の意外な一面を知ったショック・そして今一番大切だった人を失う悲しみと次々と描かれていった。
初めてのダンブルドア校長からの思いも聞き、最後は静かに終わっていった。

期待していた内容とは違っていたし、なかなか核心に近づけないようで読み続けるのが大変だったけれど、読み終えた今、静かにストーリーをかみしめている。一つ一つのエピソードが大事だった。最後はすっかり引き込まれている自分がいる。完成に向けて少しずつ進む素晴らしい作品だと思う。

著者がストリー上死なせてしまった人物を描いた時、台所に駆け込みしばらく動く事が出来なかったそうだ。ハリーの深い悲しみは余韻として残っている。

優しい国雄さん

創作ではあるけれど、こんな優しい人に出会うと嬉しい。「空飛ぶ馬」の意味はそんな国雄さんの思いやり。

「私」が遭遇する出来事を円紫さんが解き明かしてくれる。なるほど・・・一緒に感心していた。
夜の蝉もまたそんな思いをさせてくれるのだろう。
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