プロフィール

けい

  • Author:けい
  • 読書が大好き。
    今年は何ページ読めるか、挑戦です。

    荒らしのためコメントは承認後紹介させて頂きます。

カレンダー

02 | 2004/03 | 04
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

ようこそ・・


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


ブログ内検索

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

主人が高い地位につけば、鶏や犬まで天に昇る

近くて遠い国、中国を知らな過ぎたと思った。現在中国の刑法は厳しい罰則であり、日本では実刑何年のものも、即死刑判決、執行となるようだ。今はどうなのだろう?、その当時はお金が地位を得て、地位が裕福な生活を生む。それに当てはまらない者は人間以下の過酷な生活を送ることになる。どこにも抜け道があり、いかに頭を働かせるかでまた違ってくる。

共産党が全土を支配するようになり、初めは歓迎すべき事だったが、それが毛沢東の思いのままの国づくり、だんだん、道がずれていく。父は熱心な党の活動家、曲がった事が出来ず、常に党の為、党に恥ずかしくないようにと、家族だからと、良い目に会うことを望まず、その為、母は命を落としかける。

少しずつ、文化大革命の風が吹いてくる。大地の子で読んだ、やりきれない状況が広がっていくのだろうと思うと少々気が重い。
スポンサーサイト

ワイルド・スワン・・・ユン・チアン

発行された当時(1993年)はベストセラーで壮絶な内容であると聞いていた。いつかは読みたいと思いつつ月日が流れた。
病院の本棚に見つけ、システムが整い貸し出しがOKとなりお借りする事にした。

時代設定は大地の子と同じ、第2時世界大戦前後、文化大革命時代。中国が一番悲惨だった頃の著者の曾祖父母、祖父母、両親の苦難の中での生活、これから展開されるであろう著者の進む道が描かれている。

大地の子同様、日本が中国を侵略し、行った様々な行為が読んでいてとても辛い。人間がなぜ同じ人間にこうも残酷な仕打ちが出来るのだろう。戦後の混乱、苦しい生活の為「娘米10キロで売ります」と子供に張り立たせている様子に胸が詰まった。

戦前の中国はきちんとした法制度が存在せず、正義も残虐な刑罰も為政者気の向くまま、権力を握っている役人こそが法律だったらしい。不正と恐怖の渦から抜け出す道は役人になる事、それ以外は悲惨なものであったようだ。それも時代、支配者が変われば立場の逆転が起こる。国民党から共産党に権力が移ろうとしている所を読んでいる。真実なだけにかなり辛い内容である。

蹴りたい背中・・・綿矢りさ

第130回芥川賞受賞作品
1984年京都市生まれ、現在大学在学中

テンポ良く話が進み気が付けば残りわずか。結局1晩で読んでしまった。主人公長谷川初実、通称ハツの高校生活、部活、クラスで出会ったにな川と言う、好きなモデル一筋の男子生徒との不思議な関係そんな事が綴られている。

うわべだけのちゃらちゃらした付き合いに疲れ、自分を出す事で孤立するハツ。そんな彼女と似たタイプの男子生徒に会う事で、夏休みの空っぽなスケジュールが一つ埋まる。唯一の友達が付き合ってくれて、いい反応を示してくれたのにはホッとした。

個性を表に出しすぎると浮いてしまう今。皆が同じでいることが安心な若者の世界。そんな世界をチクリと刺してるのではないかと思う。

初めのご主人の様々な仕打ちに耐えかね離婚して、以前会った時から心引かれていた、10歳年下の養老氏と再婚する。そして孟司氏が誕生する。

戦前戦後を生きた人がみんな身近で経験している結核。当時は治療法がない死の病。私の母も多くの友人を亡くしたそうである。その結核により兄弟友人、そして最愛の養老氏を失う事になる。順調に幸せが続くものと思っていたので、その場面には涙が出た。続いて赤痢が流行り、両親、弟が亡くなり、家族をすべて失う事になる。そんな時代とはいえ悲しすぎる。
3人の子供を抱え途方にくれる・・・でもここで医者であることが身を助けることになる。

淡々と綴られる人生、関東大震災、当時の著名人との出会い、266ページの中にぎっしり思い出が詰まっている。

ひとりでは生きられない・・・養老静江

紫のつゆくさ---ある女医の95年
ばかの壁を書いた養老孟司さんのお母様の書いた自伝。

日韓併合の時代にお父さん(孟司さんの祖父)が朝鮮に赴任していた時、自分の将来を決める元となる手紙を受け取る。神奈川県立第一高等女学校・東京女子医学専門学校と進んでいく。
その当時の世間の常識は女医学校など変わり者の集まりで「姥捨山」と呼ばれていたそうだ。時代を感じた。

晴れて女医となり活躍を始めるのだろう。続きを期待して。

人間

読んでいるうちに人間と言うものの残酷な面を感じた。まず、この作者の描写。現実にも耳にする似たような事件の犯行の様子、犯人の心理が細かく描かれている。物語として綴って行く作家のためらいのない表現に1種の怖ろしさを感じる。そしてそう感じつつも読んでる自分。目をそむけたくなるシーンも多く出てくるが、流しつつも頭に入ってくる。バーチャルな世界だが、子供に読ませることにためらいも感じてくる。少しでも興味があれば何かヒントになってしまう気さえする。

上がまもなく終わるが下を読むかどうか悩んでしまう。最後は人間の良さが表現されているといいのだが。

模倣犯(上)・・・宮部みゆき

次男が学校の図書館にあったからと借りてきたものをちょっと読ませてもらっている。図書館ではかなりの人数の予約待ちに諦めてた本なのでちょっと嬉しい。ただ、本の厚さが本文だけで3.2cmもあり字も小さめで読み終えるかどうか・・・。

映画化されたが映画は観ていないし、幸いストーリーも知らないので先入観を持たずに読める。中居君が演じた人物もまだ分らない。

公園で見つかった死体の1部。それをめぐって、家出をしている子供の親の苦悩が描かれている。何か出て来ると、その度に「もしや、我が子?」と確認に行く辛さ、我が子との確信が深まる時の親の狼狽ぶりが悲しい。現実に起こっていることであるだろう事だけに、気持ちが重くなってしまう。

空飛ぶつけ毛・・・小林カツ代

抱腹絶倒事件簿のサブタイトル通りの小林カツ代さんの結婚前、新婚時代、出産とその時々引き起こす見事なまでの天然ボケぶりを披露してくれる。あとがきに「この本を読み終えて下さった人々の今後の人生に、何の役も立たないと思います」とあるが、エピソード一つ一つが「信じられないけれど、ありえそう」と変に納得して楽しめた。講演会を聞かせて頂いた事もあり、書き方が話し言葉調なので、カツ代さんが話してくれてる気がした。

お父さんと呼ばない

ようこさんのお父様は絵描きさん。それではなかなか成り立たず、学校用のテストやドリルの挿絵、カレンダーやポスターのデザインをしていた。そして一度もお父さんと呼んだ記憶がないそう。子供のような純粋の心を持ち続けた事が父親、夫として上手く行かなかったようだ。

最終の話が両親の離婚。「じゃあねぇ」とあっけらかんと玄関先で手を振って別れたらしい。それまでのいきさつは書かれていたけれど、そんなものなのかな?いやいや、苦労をさせられた家族の思いが詰まってる気がした。
 | HOME |  ▲ page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。